※本レビューは、第五話読了時点で書いています。
世界を滅ぼせるような、暴力的な魔力を持つ主人公。
ところが、大好きな少女のお茶を温めることに、全神経を削るほど不器用なんです。
このギャップがツボ過ぎて、この物語を読んでます。
日常に溶け込む、少女達の魔法。
一瞬の過ちが、世界を壊すかも知れない緊張感。
このコントラストもいい。
透明感の高い美しい表現が多く、頭にすうっと映像が浮かびます。
目に見える光。
手触り。
風の匂い。
鮮やかに描かれています。
これを書いてる時点では、まだ導入部分です。
ですが、これはただの学園ファンタジーではない。
これは確かです。
重すぎる力を隠した少女が魅せる、切なくも美しい愛の物語の予感。
彼女が灯す星空のゆくえを、最後まで見届けたいと思います。