Duelist of Judgment 1
ハァ…ハァ…
「なんで理事長室から教室までこんなに遠いんよ」
(広い敷地と聞いていたがここまで広いとは思っていなかったな)
理事長室から10分歩き教室の目の前までついた。
(やっと、ついた遠すぎるだろ)
俺は教室の戸に手をかける。その瞬間頭のなかで考えてたイベント。
(これってもしかして、転入生イベントってやつか?。今日室に入り噂になり担任から呼ばれ名を黒板に書き発表し、質問を受けるイベント!)
が施行されるのではないかとワクワクが止まらない。そしていざドアを開けると。
「!?」
そこには向かい合っている女子生徒二人がいた
「また、あの二人がやっているよ」
「どうせ、あいつが負けるんだろうけどな」
周りの奴らは観客している
「あの、彼女らは何をしているんですかね?」
観客の一人に話しかける
「ん?ああ、
よく見ると互いにデバイスをいじりながら話している
ピコーンと電子ベルの音がなる
「お、決闘方式が出たか。形式はCQC……勝敗は、負けを認めるか、死に至る可能性がある場合まで」
(CQCつまり戦闘系、能力や武器を扱い相手を攻撃していく戦い)
「今回のチップ割合がでたぞ!」
手持ちのデバイスを確認すると、そこには対戦する二人の顔写真と名前、その下にオッズが表示されていた。
四条春香 オッズ 0.8倍
八木直芽 オッズ 24倍
(これほどかけ離れたオッズってことは……あの生徒は、もう後がないんだな。おそらく2~4のランク。倍率が低い方が圧倒的に高いランクなのは間違いない)
そう分析を進めているうちに、ふと八木直芽の写真に目が留まった。
どこかで見たことがある顔。数秒考えたところで、今朝の出来事が脳裏に浮かんだ。
(朝だ!、でも、なぜだ? あいつの苗字は「臘月」じゃなかったのか?)
写真に映る少女と、今朝出会った少女。顔は間違いなく同じだ。
それなのに、名前だけが違っていた。
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