解釈が何通りかある作品で、作中に散らばるヒントを拾いながらこっちかな、あっちかな、と考察できるような面白さがあります。お姫様と従者の関係性は少ししか描かれていなくても、十分愛おしさが伝わってくるような耽美的な筆致で、心を掴まれました。暗い色合いの絵本になってほしい作品です。