切なく甘酸っぱい青春の一幕が繊細に綴られているトドノベルです。加奈子の共感覚を通じて描かれる音楽の情景は幻想的で美しく、先生の演奏によって彼女の世界が変わっていく過程は引き込まれます。また、加奈子と先生が音楽を介して互いの内面に触れ、絆を深めていくしっとりした描写も読み応えがあります。美しい情景描写、丁寧な心情描写を味わいたい人にオススメの作品です。