夜、高校生の少年が友人と二人でいるだけなんです。
それだけのお話なんです。
なのにこの満足感……! もうたまらんです。
この、まだ「反応」だけが主張してきていて、「理解(自覚)」がちょっとおいていかれている感じ。
それが素敵な描写で語られるものですから、もう、こちらまでどきどきしてしまいます。なんて美しいんでしょう……もう なんて美しいんでしょうね……!
きっとまた読みたくなる、完結済みでもフォロー必須の掌篇作品です。
まぶしいほど純粋で、苦しいほど愛おしい、極上のボーイズラブストーリー。
まさに彼らが過ごしているようなこの頃の涼しくなってきた夜に、どうぞじっくりと味わってみてくださいませ。