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  • 白亜のあだ花への応援コメント

    洞窟で見つかった白い花が、人間の死体から咲き、やがて食物連鎖に溶け込み、低体温の爬虫類へと広がっていく。そして最終部では、古代人が「賢者の石」と呼んだ赤い石の正体が、実はウラン鉱床の放射線だったという着地。四部構成で、白亜菌の生態から人類の誤解、そして「世界を知らない」という静かな結論まで、丁寧に積み上げられたSFでした。

    「人間が勝ったのは、体温で守られていたから」「花は消えていない。ただ見えない場所へ移っただけ」。これらの言葉が、読後にじわじわ効いてきます。ラストの「人類は、また一歩だけ先へ進んだ」という締め方も、傲慢でなく誠実で好きです。読み応えのある長編SF、お疲れ様でした。

    作者からの返信

    お読みくださりありがとうございます。丁寧な感想、大変励みになります。ありがとうございます