死者も生者もこの地上に在るのなら何の変わりも無く、ただ日常の中で昨日までと同じ、あるいは昨日とは違う時間が流れてゆく。そんな静かで後ろ髪を引かれる空気が素敵です。 自分の暮らして居る世界の夜が、この作品の夜とどこかで繋がっているのではないか。そんな錯覚を夢見ることを許してくれる作品です。 何時もとは違う夜をお望みならば、ぜひ読んでみて下さい。