「30年後から配信している」という設定がまず面白いです。2026年を生きる主人公と、2056年から配信する彼女が、コメント欄を通じて少しずつ距離を縮めていく展開に引き込まれました。
未来のニュースを知ったり、データを30年越しに送ったり、時には未来そのものを変えてしまったり。SFとしての謎だけでなく、何気ない写真や街の風景など「未来に残るもの」を考えさせられるのも印象的です。
30年という途方もない時間の隔たりを、配信とコメントで少しずつ埋めていく。
未来と現在、そして二人の距離がどう変わっていくのか楽しみなSFです。