筆者は心臓病の治療のため病院に入院しています。
自分のことを考えるだけでも憂鬱になりそうな状況の中、病院スタッフや周りの人を見つめる目は謙虚で、綴られる感謝の気持ちに筆者の優しさと観察力、描写力を感じます。
私は子供の時に顔の怪我の治療で断続的に数か月入院したことがありますが、怪我のこともあるし、家族から離れての入院生活に、内心は不安と寂しさでいっぱいだったのだと思います。そんな時やさしく髪を洗って乾かしてくれるなど優しい声掛けをしながらケアをしてくれた担当の看護師さんを当時好きになったことを覚えています(15歳以上年上w)、おばちゃんの師長さんはガラガラ声で面白い人でした。いつも私の名前を間違うw あと、小児がんで入院していた女の子とトランプなどをして遊んだことも思い出されます。
最近の大病院はいろいろなお店も入っているし様々な病院スタッフとも交流する……一種のコミュニティだと感じます。そんな言わば『小さな町』で感謝を感じて、人生の一時を過ごす女性の日記。私はアンネの日記などと変わらぬ価値があるエッセイだと感じました。
筆者が早く元気に退院されるのを切に願います。