ダンジョンものっていうと、最強スキルを手に入れて無双!みたいなのを想像するんですが、この作品の哲郎は本当に普通の高校生です。
しかも目的も魔王を倒すとか世界を救うとかじゃなくて、ただ家に帰りたいだけww
学校帰りにエレベーターへ乗ったらダンジョンに閉じ込められた、という始まりからして理不尽すぎます( ´Д`)
哲郎も最初から勇敢なわけじゃなくて、普通に怖がるし、逃げるし、調子に乗った直後に即謝ったりする。
その反応が妙に人間臭くて、「自分でも多分こうなるな」と思いながら読める。
それでもダンジョンで生き残っていくうちに、少しずつ戦い方を覚えたり、使えるものを考えたり、仲間とのやり取りも増えていく。
急に別人みたいな最強キャラになるんじゃなくて、「慣れて強くなっていく高校生」なのがいいですね。
結構危ない状況なのに、哲郎の心の声やツッコミのおかげで重くなりすぎないのも読みやすいです。
命懸けなのに、ところどころ本気でくだらない( ´∀`)
「とにかく出口を探して家に帰る」というシンプルな目的だからこそ、次の階には何がいるんだろうと素直に追いかけたくなるダンジョンものだと思いました!
哲郎、それはちょっとスケベでちょっとネジが緩んでいる平凡な男子高校生。(※文学部)
ひょんなことからダンジョンに迷い込んでしまった彼は、なんのチートスキルも、無尽蔵な魔力も、強靭な肉体も一切持たずに命のやり取りを強制される。
殺るか殺られるか。
もちろん精神も平凡なので殺してもメンタルダメージ、殺されそうになったら肉体的ダメージ。
回復の泉は回復するとは言ってない。
めっちゃシリアスじゃん! と思わせて飾られている裸婦像をガン見するくらいの心の余裕(?)はあるので、やっぱりコメディです。
1話1話短くてサクッと読めるので、試しに第1話だけでも読んでみてはいかがでしょうか。
気づくと次の話を読み進めているあなたがいるはずです。
オススメです。
学校帰り、何となく乗ったエレベーター。
いつまで経っても止まらないと思ったら、たどり着いた先は見知らぬダンジョンでした。
主人公の哲郎は、魔王を倒したいわけでも、世界を救いたいわけでもありません。
ただ、家に帰りたい。
突然わけの分からない場所に閉じ込められ、怖がったり、逃げようとしたり。
そんな普通の高校生らしい反応が親しみやすく、自然と応援したくなります。
危険な状況なのに、哲郎の心の声やツッコミが面白くて、ハラハラしながらも思わず笑ってしまうところも魅力です。
このダンジョンには何が待っているのか。
そして、本当に無事に日常へ帰ることができるのか。
怖さと笑いが入り混じる中、哲郎のダンジョン生活がこの先どうなっていくのか、気になる作品です。