定点カメラに映り込んだ奇妙なものやこと。それはたとえば、いるはずのない男、謎の笑い声、どこにもない店…。現代社会の日常に紛れた怪異の瞬間を切り取った、超短編怪談集です。短いとはいえ、怖さの核はずっしり重く、怪談としての読み応えは抜群です。ついついスルスルと何話も読み進めてしまいます。心霊、超常現象、あやかしなどの世界が好きなかたはぜひお勧めします。
本物の心霊番組を見ているような感覚で楽しめました。ありますよね、こういう番組。問題の映像を「お分かりいただけただろうか……」「では、スローでもう一度……」と執拗に見せてくるやつ。心くすぐられます。