「あずさ、こっち向いて」愛する人が振り返った瞬間、椿はその腹にナイフを突き立てる。嫌いになったわけではない。憎んでいたわけでもない。パンケーキを食べて、プリクラを撮って、カラオケに行って、一緒に過ごした日々は、人生で一番幸せだった。だからこそ、椿はその幸せを自ら壊してしまう。しかし、刺された梓が望んだものは――。愛しているのに傷つける。愛しているから離れられない。二人の愛情が最も痛々しい形で絡み合っていく、短くも強烈な物語でした。
幸せの絶頂のカップル。 でも、いきなり信じられない事が起こる。 どういう意味があるのか。 何故、そんなことをするのか。 愛し合うふたりは、さらに幸せになれるのか。 究極の愛の物語です。