団子虫の瑠璃色への応援コメント
コメント失礼します。
前半が壮絶過ぎて、胸が詰まって辛かったです。
何故、幾つになっても、彼は落ち葉を食べなければならなかったのでしょう。
ダンゴムシのように黙々と耐えて。
そして、静かな瑠璃色の世界が広がる最後。
イリドウイルスを調べて、瑠璃色のダンゴムシを初めて見ました。
綺麗なのに、そんな悲しい結末が待っているなんて。
切ないお話でした。
作者からの返信
>時輪めぐるさん
コメントとご評価をいただき、ありがとうございます。
イリドウイルスに感染したダンゴムシ、死病に冒されているのに綺麗ですよね。不条理で悲惨だった語り手を呑み込んだ青も、あんな悲しくも美しい色だったのかも知れません。
団子虫の瑠璃色への応援コメント
武江成緒さま
こんにちは。
前半の展開が、私には息苦しくなるほど衝撃的でした。どうして、お母さんに落ち葉を食べさせられ、友達にも食べさせられ、大人になってまでその悪夢のような体験を強いられなくてはならないのか。
僕や、きっと他にもいるであろう落ち葉を食べさせられた人々が瑠璃色になり、食べさせたものまでが瑠璃色に感染する。もうそうなってしまうと、誰彼の区別なく、明るい空の下にでて、ただ、静かに待つことになるのですね。
強烈なお話なのに、瑠璃色が世界の苦しみを深く沈めてくれるような気がしました。
作者からの返信
>佐藤宇佳子さん
コメントとご評価をいただき、ありがとうございます。
語り手の彼だけでなく、すべての虐げられた人、虐げた人が瑠璃色に染まって呑まれたのかも知れないですね。
その彼方でひょっとして、悪意という呪いは解けるのかも……。
団子虫の瑠璃色への応援コメント
自然の呼び声が人間の世界に馴染まず生きてきた主人公を解放してくれたように思いました。瑠璃色のダンゴムシ、きれいですよね。ウイルスに感染するというのが、果たして不幸なことかどうかは、恐らく当のダンゴムシも含めて誰にもわからないことなのでしょう。
ただただ自然の機序に従う生命として存在する方が美しいこともあるのかもしれないと感じました。
作者からの返信
>鐘古こよみさん
ご評価とコメントをいただいてありがとうございます。
不幸かどうかは当事者も含めて誰にもわからず、自然の機序に従う――美しいご感想をいただき、ハッとしました。本作のラストはまさにそうしたものかも知れません。
団子虫の瑠璃色への応援コメント
名作すぎて語彙力を失いそうです……!
主人公の悲しみも絶望も諦観も、主人公を虐げるひとびとの醜悪さも生々しく描かれていて、それでいて物語自体はとても神秘的で幻想的で。
瑠璃色のしずくが団子虫になるところで、きっとミサキはこの虫たちに食べられてしまうのだろうと思ったのですが、もっともっと恐ろしくも壮大なラストでしたね。本当に凄いです……!
青いダンゴムシ、初めて写真を見たときは「こんな綺麗なダンゴムシがいるのか!」と感動したのですが、すぐにウイルスのせいで青くなったのだと知って切なくなったものです……。
作者からの返信
>ハルさん
コメントとご評価をいただき、ありがとうございます。
青くなるダンゴムシ、ご存知でしたか。さすがですね。
瑠璃色のなかへと呑まれゆく語り手と、幾十もの人々、神秘的と言っていただけて光栄です。
団子虫の瑠璃色への応援コメント
残酷なお話ですね。
特に気になったのは、母親が口にした「大人になっても落ち葉を食べる」という言葉です。
主人公はその言葉どおりの人生を歩んでしまう。考えてみれば、彼に最初に感染したのは、ウイルスではなく「お前は団子虫だ」という呪いのような言葉だったのではないでしょうか。
そして最後、瑠璃色に変わって空へ向かう姿は解放にも見えます。
けれど、本物の青い団子虫はウイルスに操られ、鳥に食べられてしまう存在なんですよね。
だとすれば、主人公は最後まで、誰かに操られる運命から逃れられなかったのかもしれない。
しかも、結末では一人称の「僕」が消え、第三者の視点に変わっています。
これは「僕」という存在そのものが失われたことの表現にも思えました。
そして、彼を虐げた人々まで瑠璃色に染まっていく。
暴力もまた、感染して広がるものなのかもしれませんね。
美しい青空が、これほど悲しく恐ろしく見えるとは。強烈な余韻の残る作品でした!