初期の主人公は厳しい環境ですが「何やねんこいつ」な強メンタルで突き抜けます。応援したくなる主人公とは思います。と同時に、ぶっ飛んだ「お前何言ってんの?」発言を連発するので読者の突っ込みも止まりません。序盤は重さと意味不明な爽快感が共存する稀有な作品。
無自覚の暴れっぷりで周囲を容赦なく蹂躙破壊しながら全速前進。それが二章中盤にもなると、もはや定型文のような安定感を感じるようになります。癖になって抜け出さない新感覚。極めて平和に会話で殴り合うのが基本ベース。と同時に主人公はただのバカではありません。きっと最後まで読めばこの尖がり具合が好きになってると思います。