子供のころ、試みた記憶がある方も多いのではないでしょうか。路上の白線歩き。「踏み外したら、世界が滅びる」。独特な、子供なりの緊張感を胸に。主人公の少女も今、歩いています。父と母との、思い出の場面を胸に。子供は住む世界を選べない。白線の上を歩くことはできても、限りなく無力な存在。短文で叩きつけるような中、進む、物語のラストシーン。極上のイヤさを感じられる作品、ぜひお読みいただきたいです。