カクヨム10周年おめでとうございます。
この企画を通じて、次の10年をどう作っていくかを本気で考えている姿勢が伝わってきて、とても興味深く読ませていただきました。
ただ、一つ運営さんに提案させてください。
カクヨムの読者が「自分も書いてみたい」と思ったとき、読者から作家へステップアップするためのマニュアルがほとんど存在しません。
だから、読者だった人が、物語を書きたいのに書き方がわからない。
当然、作品が書けない。結果として、AIに頼ってしまう人が増えているのではないでしょうか。
私は、それは違うと思います。
そこをカクヨムの運営側がきちんと用意してあげるべきです。
初心者が簡単に物語を書けるようになるための、公式の書き方ガイドや手引きのようなものを、次の10年に向けてぜひ用意していただけないでしょうか。
読者が作家に移行するための最初の一歩を、公式が支えてくれる環境ができれば、もっと多くの人が安心して創作の世界に踏み出せるはずです。
初めて書く人にも優しいサイトを目指していただきたいです。
これからのカクヨムに、心から期待しています。
一部を除けば今世界は宗教離れが進んでいるそうです。教義も聖典の内容も知っているし、洗礼も受けた。だが教会には足を運ばない。そんなキリスト教徒も多いのだとか。
ところで宗教とはなんでしょうか? 人が群れる為のシステムだと解する学者さんもおられるようですが、死後の恐怖への備え。それを補完する神話だとか教義だとかを殆どの宗教は備えています。
煉󠄁獄を経て審判を受け、神の国へとか、勇敢に戦って死んだ魂は神の館で歓待を受けるだとか、様々に語られます。ヒンドゥーの輪廻転生は仏教にも反映され日本へも伝播しましたね。
死してなおその先を求める人の業、或いは欲求。それを実に分かりやすくしかも魅力的に大衆へ広め供給する場。それこそが宗教衰退と引き換えに我々に与えられた現代の汎ゆる仮想的空間であり物語なのではないでしょうか。
トラックに撥ねられ死んで生まれ変わる。長く病床にあって何も良い想い出も作れないままに死んで気付けば異世界に。他にも数多の類型があるでしょう。それらは出来の良し悪しは別として、死に直面した、或いは死を思わずにはいられない人々にとっての救いであり、相互に荒唐無稽な古典の神話を読むよりも直裁的に我々の心に響くのではないでしょうか。
異世界転生物に限定すればですが、そこに在るのは死後への希望と言い換えられるとは………言い過ぎでしょうか?
私達は書き手は新たなる神話を紡ぎ出し、読み手はそこに小さな救いを見出す相互関係を結んでいるのかも知れません。
Web小説に見出す沢山の可能性。その中の一つとしてご意見致しました。
大言壮語と感じた方には申し訳御座いません。