この分量で完全に完結しています。世界設定も背景も、何も語らない。情報を全て廃して、悲劇の兄弟の最期の会話にフォーカスしている本作。でも決して物足りなさなど感じない。むしろここまで削ぎ落とされた故に、この鋭い読後感が生まれている気さえします。