記憶を消せるという設定から、ここまで切ない物語になるとは……。忘れてしまった彼女と、忘れられなかった彼のすれ違いが胸に刺さりました。特に最後の「夕焼けの栞」が印象的で、二人の記憶が完全に消えたわけではないようにも感じられて、余韻がすごいです。『悲恋』という分類番号012にも納得でした。