https://kakuyomu.jp/works/822139839575348017 テレサは、俺がいることなど知る由もなく、奥の棚へ向かっていく。そして、手が届きにくい棚の一番上から、数冊の分厚い魔術書を懸命に背伸びをして取り出した。その華奢な身体が精一杯伸びる姿は、彼女が昼間見せるストレートな強気とはかけ離れた、いじらしい弱さを感じさせた。
テレサは床に静かに座り込むと、ランプの光を自分の方に少し引き寄せ、すぐに魔術書を開いた。
追放からの、かわいい女の子たちのファンタジー小説です。ぜひ読んでください