七野りく

公女も19巻までやって来まして……。
地図作製は諸般の事情により極めて難しいので単語だけでもざっくりと。
※基本王都から見た方角です。

北方
星果ての地：世界の最果て。人跡未踏の地。
※偽聖女と『天剣』アーサー・ロートリンゲンが交戦？
黒嶺山脈：人の地と人外の地を分ける大山脈。幼いローザ・エーテルハートが住んでいた村落あり。
※獣人族がいる模様。

・ユースティン帝国。
皇都ジャルダン：古都。鉄道敷設が始まったばかり。
※老帝が皇位を継いだ後、内戦で無数の血が流れた。
※聖霊教による骨竜の襲撃を受けるも、皇宮に大きな被害はなかった。
※老帝曰く『八異端』が実験を行った地。
※六ケ所目の『儀式場』（既に死んでいる）。
※アレンは将来的に、この地までの線路延伸を望んでいる。現実化した場合、王国を縦断。アトラス侯国の侯都まで繋がる一大鉄道路が構築されることになる（当然その後は、水都までの延伸も見込む。監督官はニケ・ニッティ）。

・ウェインライト』王国
シキの地：第二次北方戦役でウェインライト王国が得た鄙の地。猟師ですら移住を望む程の深い森が広がる。
※謎多き『黒扉』によって無限の動力持つ『シキの書庫』が眠る地。神域化。
※七つ目の『儀式場』。
※機密書類上はアレンの領土。

ガロア地方
※北方戦記にて、ユースティンより割譲。
オーイン：古都。ユースティンと接する。
蒼竜山脈：この麓で聖霊教使徒首座アスター横死。
メーア：兵站基地有り。『昼寝猫の丘』。
ロストレイ：かつて、ハワード公爵家はこの地で侵攻してきたユースティン帝国軍を一蹴した。ステラが使徒末席のイーディスと交戦した地。『不倒の丘』
リニエ河：ガロアとハワード公爵領を分ける。昔の国境。
ゼーセア：ガロア最南端の地。鉄道は此処まで。ハワード副公爵領の本拠地。

北都：王国四大公爵家の一角、ハワード公爵家の本拠地。
歴代公爵がインフラ整備に熱心だったこともあり、道路網が張り巡らされている。また、車の数も王都に次いで多い。服飾店『エーテルトラウト』がある。

王都：ウェインライト王国の首府。
大陸西方最大の都市。人種の坩堝。
王立学校及び大学校はエリートの登竜門。入学するのも、卒業するのも難しい。
※ここだけの話。ステラ、カレン、フェリシアの世代には、入学時の首席、次席がいます。
東西南北の各都市へ繋がる鉄道網の中心。
※人族各国内ではまだ、鉄道自体が研究段階。『鉄道網』の概念すらない。技術的には十年単位の差あり。
アレン達が入り浸っている空色屋根のカフェは西大通り沿いにある。
西方に神域化した聖霊教大聖堂（中心部に『蒼薔薇の剣』）。機密書類上はアレンの領土。
地下に封印書庫（【記録者】クロム、ガードナー両侯爵家管理）・地下大墳墓。
最深部に死んだ『儀式場』。約百年前、『蒼薔薇の再来』カリーナ・ウェインライト王女が天使化し、次いで八翼の悪魔へと堕ちた（当時の『勇者』と『翠風』『大魔導』が辛うじて封じた、とされる）。
※大陸西方から様々な人種が日々流入し、明日の成功を夢見ている。
※アレンは王立学校入学以来、下町住み（治安悪し＋法の届かないの深淵あり）。合鍵持ちはリディヤとカレン。
※東西南北に外郭都市と丘あり（戦時は防衛都市となる）。南はフーハ市。
※王都単独だと地形的に、防御には全く向いていない。