お読みいただきありがとうございます。
拙作
『クズ豆皇子の美味しいスープ』
に佐倉井 鱓さんから素敵なレビューをいただきました。
心より感謝を申し上げます。
下記はいただいたレビューの全文です。
――
クズ豆のスープから始まる──心と国を〝温める〟静かなる戦記
戦の影が迫る世界で
森の洞窟の一杯のスープから始まる物語──
〝クズ豆〟と
蔑まれた豆をめぐる何気ない会話が
やがて国と国
人と人の在り方を問う対話へと
変わっていく
剣戟よりも
食卓と寝台の傍らで交わされる言葉が
印象的な優しい戦記
豆の香りが
血と鉄の匂いをそっと押し返すようで美しい
恋も政略も
すべてが〝温める〟というテーマに
静かに絡み合う、余韻深い物語
静かな会話劇が好きな人にこそ読んでほしい
スープの湯気の向こうで揺れる
覚悟と優しさが
読んでいる心までも解かしていく──⋯
――
ここまで斯くも美しい描写にて拙作をここまで評していただき本当に嬉しいです。
佐倉井 鱓さんの描かれる文章は文章自体は勿論ながら背景描写や心理表現も詩的で美しく、それでいて理解しやすい。
私では無し得ないお力とセンスをお持ちのお方で、憧れの作家様のお一人です。
さて、佐倉井 鱓さんの美しい文章の後で私の紹介では噴飯ものでございますし、毎度の事ながら私のこの近況での紹介がお礼足り得るかは甚だ不明でございますが、せめてものお礼といたしまして、佐倉井 鱓さんの作品をご紹介させていただきます。
佐倉井 鱓さんの作品は私の近況では幾つか紹介させていただきましたが、本日紹介させていただくのは、只今開催されておりますカクヨムコンテスト11に応募されておりまして、昨年の12月9日に既にご紹介させていただいたこちらの短編の2作品でございます。
因みに紹介内容はその時とほぼ同じでございますが、決して手抜きではありません😅
決して手抜きではないのです😅
敢えて2度言わせていただきましたm(_ _)m
また、短編の為ネタバレが怖いので、各題名の下はご本人様の紹介文です。
🟧『カーティスクリーク』
https://kakuyomu.jp/works/16818792440688666244町外れに眠る、小さな流れ。
その水面は、静かに秘密を抱え
夜風に揺らめきながら言葉なき歌を奏でる。
訪れる者は──彼ただ一人。
川は彼を映し
彼を囚え
やがて
心の奥に潜む影を浮かび上がらせる。
その川は癒しなのか
それとも呪いなのか──⋯
答えは
水底の静寂だけが知っている。
🟩『彼岸花』
https://kakuyomu.jp/works/822139836922654971赤く染まる丘に──
白い衣を纏った彼女が立っていた。
風は祈りのように吹き
花々は焔のように揺れる。
その光景に魅せられた〝僕〟は
いつしか夢と現の境を見失ってゆく。
彼女の瞳に映る焔は──
愛か、呪いか。
やがてその焔は
僕の心を焦がし、世界を焼き尽くす。
紅と白の境で
二つの魂は根を絡め合い
永遠という名の狂気へと沈んでいく⋯⋯
愛が死を越え
死が愛を呑み込む──
静かなる狂詩
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当然この二作品も美しい描写と読み終わった後に押し寄せる感情に没入出来ます。
私が言える精一杯の感想を一言で言うと、二作品とも愛の物語だったと申し上げておきます。
本当はこれが良い! とか言いたい所ではありますが、ネタバレポロリをしてはいけないのでこれ以上は語れません!
是非、お読みいただけますと嬉しいです。
イラストはアークス城の貴賓用の食堂です。