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二年半ぶりの更新

お待たせ致しました。
え?誰も待っていないって?
いやいや……
ああ、そうですね。誰も待ってません。
如何せん僕には支持してくださるファンの方などおらず、いたとしても、小説、近況の更新を怠って、完全に見放されるべき行動をとっているのですから、万が一にもファンがいたとしても、すでに愛想をつかされているはずです。

……更新できなかった主な理由としては、妻の妊娠、出産から、育児→二人目の妊娠、出産、育児。更にその途中で、担当ゲームのシナリオの仕事が、サービス終了でなくなるということ。

そんな、生活することで手一杯な状態が重なり、この様です。
しかし、それはあくまで言い訳です。
きっと、やろうと思えばできたのに、しなかったのです。

まぁ色々あって、疲れてしまったんですね。

で、なんで今回、数年ぶりに更新を再開したかというと……

その答えは、『第32回電撃小説大賞』の三次審査を通過したからです。

嬉しい反面、この喜びが次の最終選考落ちによって、どこまで絶望するかと考えるだけで吐き気がします。

20年以上執筆活動を続け、小説大賞に応募し続けてきた僕ですが、その殆どが二次選考通過であり、三次を取ったのは、おそらく記憶にある限りは、4回……だったはず(うち一回は今は無き小さな出版社さんの小さな新人賞の優秀賞を取った時)

しかも最後に三次を通過したのは、もう5~6年前。
(いってくれる人などいないが)おめでとうなんで言わんでくださいね。
これだけ長い期間、試行錯誤、改稿、改善を繰り返し、200作以上を書いては、応募を繰り返してると、色々な感覚がマヒしたり、研ぎ澄まされたりして、オカしくなるんです。
結果、どんな価値観をもつかというと、
『入賞しない以上は、一次落ちと大差ない』というもの。

おこがましいですね。
しかし、それなりに選考を通過していると、見えてくる世界の真実もある訳で、となれば、圧倒的な才能で書く一部の天才を除けば、受賞はある種の運であると言わざるを得ません。

実際、選考に関しても、同作品を、同じジャンル、同じターゲット層、同じメディア展開の違う賞に出しても、方や一次選考落ち、方や三次選考通過があたりと、意味が分からん次第ですから。

あ……申し訳ない。
今のは不平不満ではないですよ。

とまぁ、何が言いたいのかと言えば、久しぶりの三次通過が少し嬉しいのと、『今回もやっぱり入賞できなかったのか』という、一ヵ月未来の絶望を、誰かに読まれることで、僅かに和らげようと、そういう話しです。


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