9月の終わりを前に過去作を振り返り、一般的な貞操観念を外れてしまった6人のヒロインをあげてみます。
世間的にいうと「ビッチ」と呼ばれるであろう人々です。
全員を覚えている人はいないかもしれないですね。
①穴山結衣(令和の沼津):『遠い愛/近い愛/そして私』の主人公。これらの中で最年少。些細なことから遠距離の彼に苛立って、近くの男性に身を委ねてしまうところは、生々しすぎたかも。一年後には「藤林結衣」になっているという裏設定があります。その前に、沼津から三島支店に異動して、そこでもちょっと不貞を楽しんでいたりして。
②久条響子(戦後の人妻):『響子の声』主人公。この人は家庭環境が悪すぎました。しかし隙もありすぎました。実際、貞潔な人が一線を越えると、これぐらい吹っ飛んじゃうイメージが……(個人の主観です)。
③水野紗良(人妻看護師):『過ちの鏡、香りの誤り』主人公。こちらの6人の中では最年長。相手のお嬢さんがいる前で、なんてことをするんでしょうか。そもそも、家族に無断で外泊していますし……。ただ、「旦那を許せない、だから私もやってやるぞ──」と思ってしまうのは、既婚女性の浮気あるあるパターンかも(個人の主観です)。
④入江美代子(昭和極道):『高松の血と愛に濡れた女たち』の主人公。カタギじゃないですし、夫は今で言うDV旦那ですし、しまいにゃ殺す気満々ですから、「覚悟」の強さはこの中でも一番です。
⑤山崎佐奈子(ヤバい妹):長編小説『愛の水声/双子の姉妹』の主人公格。この中でも飛び抜けてサキュバス色が強いですが、誰でも寝るってわけではないし、経験人数は『愛の水声/双子の姉妹』を読み通した人ならわかる通りですし、意外にもまだまともかも。作中で愛し合った相手とはハッピーエンドですしね。
⑥有馬菖蒲(戦国の奥方):『裏門に咲く菖蒲』の主人公。藩主の正室でありながら、夫の愛人である美少年に抱かれてしまうという暴挙に出ます。こんなこと発覚したら、どちらも死罪ですが、托卵を匂わせるエンドで、みんな(表向き)ハッピーに終わるんです。恐ろしい時代です。
誰が一番、許されないヒロインだったか、お教えくださると、ありがたいです。
次回作の参考にいたしますので……。
画像は、大江姉さんとその妹のイメージです。
