企画に参加している作品を紹介します!
今回読ませて頂いたのは、
X-it(エグジット)
著: 向愛水哉
https://kakuyomu.jp/works/16818093089917529724この作品を紹介しようと思います!
ですが諸注意です⚠︎
他の参加作品もイベント中に読んで紹介したいので、全話は読めておりません。
すいません。
それでは布教タイムです!〜〜
古くなったネオン管が怪しげに路地を照らすような、不気味な影が見える物語でした!
作品の概要は以下の通りです。
あらすじ〜〜
東京の質屋に現れたという、生き物をモノに変える能力を持つ神様の噂。人神入り乱れ、そこから始まる不思議冒険譚。
―必要と欲望から生まれる『モノ』が彩る『ヒト』の世界。その『モノ』が逆襲を始めた時、果たして『ヒト』は―?
今回は作品のあらすじをそのまま引用させて頂きました。
では、作品の魅力について私なりに語らせて頂きます!
まず良かったのは、冒頭に書いたような怪しげな雰囲気です。
終始油断を許さない影が付き纏い、作品全体に緊張感が走っています。
冒頭数話は、様々なキャラクターの視点を変える群像劇のような描き方をしていて、この書き方が更に、物語の深い世界観を強調してます!
いやぁ〜、面白かった。
冒頭で出てくるキャラクター達の持つ、単なる点の情報が次第に繋がり、線になっていく感覚は、この作品の根幹にある『都市伝説』という属性ならではの味を引き出しているように感じました。
読んでいて感じる、不穏な感覚。
これが読者にも緊張感を与え、一文字も見逃せない引力となっています。
1話ごとの情報量や作り込みも凄まじく、とても読み応えのある作品でした!