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プロットを作るか否か

どうも砂山海です。最近SNS(主にX)を見ているとプロットを書くべきかどうかという話題が見えたので、それについて話したいと思います。

結論を言うなら、書くのは当たり前。超絶ウルトラ天才以外は作った方がいい。

私にとってプロットというのは地図であり、カンニングペーパーみたいなもの。忘備録というのもある。

これは私だけかもしれないけど、そもそもキャラクターの氏名や特徴、話の流れ、起承転結どう盛り上げるか、この伏線をどう回収するかなんてメモしておかないと忘れちゃう。長くなればなるほど、忘れがち。

物語に一貫性、しっかりした筋道を忘れないなら書かなくてもいいけど、作者の私ですら名前忘れる事もあるし、その時の気分や体調によって物語の流れが変わりそうになるのでちゃんと書いた方が良い。以上!


いやだって面倒だし、無くても書ける。そう言う人は素晴らしい。でもきっと、大半が右に左にとりとめもなくなるし、矛盾も増える。

設計図無しに家を作れるのはごくごく一部の天才だけなんですよ。

プロットなんてまぁ確かに作るのは面倒臭い。あれこれ考えて物語の展開を何度も吟味して決めるから新鮮味も失われるし、筆が乗ると詳細に書いてしまって「これ本文でも良くない?」ってなる。なんならプロットだけで二万文字とか行っちゃうからね。

でもね、本文執筆した時に迷いなく書けるというのは大きいんですよ。書きながら悩んでいたら終わらないもの。仕事でも何でもそうだけど、段取り八割実務二割。その段取りがプロットなんですよ。

あとね、あらかじめプロットを書いておくことによって読者に何を見せたいのか、どう表現するとより面白くなれるのかがわかるのかもしれない。いいんですよ、読者の事なんかまーったく気にせず自分の好きなように書いても。でもそれって多分「小説」ではなく「落書き」なんですよ。物語の向こう側にいる読者を想像できなくて、その人達を楽しませる、感動させる、胸に何かを残す事が出来なくて何が物書きなのか。私はそう思うんですよね。

無論そんなものをねじ伏せる魅力がある作家がいるのも事実。でもね、大半はそうじゃないんだから大人しくちゃんと面倒臭がらず作った方がいいよ。

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