• SF
  • 現代ファンタジー

一人称は本人書くより、相手の仕草考える方が大変だのこと。ついでに ファインダー更新お知らせ

 おはようございます。

 お話を作る時、一人称サードは割と勝手に動いてくれるのですが、周りを固める登場人物たちの描写が乏しい事があり、出てくる主人公以外の人物視点の一人称で、同じシーンを書く事があります。

 以前にファインダーで一番気難しいのは、タクトさんだと書きましたが、ショースケさんもなかなかでした。
30話を書いた時に、別に書いていたショースケさんの一人称視点はこんな感じでした。
一部◼️謎の妨害音を入れてご紹介します。
書いてる途中で、お前さんそんな事考えてたの? とびっくり発言をすることも多く、それがまた次の話に繋がったりします。
面白いです(((o(*゚▽゚*)o))) 

ーーー

 レイと、タクトが出かけていった。
 サードに構成イメージを教えろ? 相変わらずレイは無茶ぶりだな。気を遣わずにいてくれるのはありがたいけど。
 たまに妙な音が聞こえるが、起きたてよりはクリアになってきた。
 これなら、サードにも話してやれるかな。
 
 未来からきた僕だというサード。彼は、僕の止まった時間を、また進めてくれるんだろうか。

 そう考えていたら、急に視野が歪んだ。
 ……まただ。

 ——頭に煩い画像が割り込んでくる。

 ◼️◼️た仲間が朽ち果てたようにそこに横たわっている。
 薬剤独特の鼻をつく匂い。血に塗れた手を僕は強く掴んだ。握り返す手は弱々しく、血で滑って離してしまいそうだ。もう一度手を握り直す。
 置きざりにした仲間が恨めしそうに僕を睨む。

 ごめんね。◼️◼️◼️のは◼️◼️◼️なんだ。

 一番重症そうだった二人を連れて跳ぶ。景色が変わった所で僕の視界が暗転した。
「え?」
「……たどっか意識飛んでた?」
 サードの声が現実に引き戻す。
「ごめん。……なんて言った?」 
「ただの雑談。二人って学校行ってんだなって言っただけ」
 サードの声と、冷蔵庫のモーター音が混ざる。 
 そうだ、ここはもう僕のいた時代じゃない。レイワなんだ。
 なのに、現実の僕はまだ頭をあっちに置きっぱなしで、呼吸のリズムも戻らない。
 
「彼らの、見た目じゃ、通ってない方が……不自然だろ」
 楽に息できるようになるまで、後どれだけかかるんだろう。
 
「クロノ、何だっけ、……時間呆け《クロノ・グリッジ》の弊害って言ってたけど、きつそうだよな。治療はしてるの?」
 サードが心配そうに言った。
 治療法も、あるにはある。
 僕の場合、◼️ ◼️◼️◼️ ◼️が、クロノ・グリッジで◼️◼️され、時間や所構わず頭の奥に現れる。
 タクトに◼️◼️ ◼️◼️◼️ ◼️して貰えば、多分すぐ解消される。
 けど、そんなことをしたら、 ◼️◼️◼️ ◼️も失われてしまう。
 この記憶が、僕を動かしているんだ。
 ◼️◼️ ◼️◼️◼️ と申し出てくれるタクトにもこれまで◼️ ◼️◼️っている。
 とはいえ、だいぶ長引いていて、正直参っているのも確か。
 さて、僕が音を上げるのが先か、晴れて抜け出すのが先か。……あーあ、こんなものと戦ってる暇はないのに。
「自然に治るのを待ってるんだけど、だいぶ長引いてるな」

ーーー

↑の話から、ショースケの仕草や状態をサードに実況させて完成した30話がこちら
うまく融合できているでしょうか。。
https://kakuyomu.jp/works/16818792436167174929/episodes/822139839455361704



 ついでに更新お知らせです。

 いつもコメント、応援、⭐️、レビューありがとうございます!

ファインダーの向こうで、僕が僕を奪い返す
3000PV突破ありがとうございます。
最新32話 11/29更新しました。

彼が変な時間に吹っ飛んだ理由がわかりました。
https://kakuyomu.jp/works/16818792436167174929/episodes/822139840350994743

◼️その他

だから医者は当てにならない
1000文字ぴったりの短編です。
3話目 11/27公開しました。
最新話 あの日のNICUで
https://kakuyomu.jp/works/16818792440576524816/episodes/822139840260542493

解けない方が楽しいくせに 微笑み策士の拘束ごっこ
 10/13更新しました。
すみません、なかなか取りかかれず。でも500pv突破感謝感謝。
最新話 いやいやいや、ぜってぇ違ぇ。ありえねぇ
https://kakuyomu.jp/works/16818792436085784079/episodes/822139837386897912

終わらぬ継承 ー半端な力でなんとかする話
 お陰さまで600PV突破! ありがとうございます。
最新話9話 首輪のあの子がバトルっぽい何かを繰り広げてます。
https://kakuyomu.jp/works/16818792436981255939

KaniKan🦀のスイッチ
🦀の趣味部屋です。 🦀の書いてる話の要素になっている作品の話とか、元気になるためのスイッチの話
https://kakuyomu.jp/works/16818792440287345362

7件のコメント

  • マイテ:ショースケもなかなか…(●´ω`●)
       Σ(*´Д`)
       ここにも、『もなか』が🙀🙀🙀
       カニカンさん、すごいにゃ🙀🙀
    みこと:じっくり見てるおまえも
       すごいぞ………( ;꒪⌓꒪;)
    マイテ:ファインダー、好きにゃもん😺
       わしの手作り もなか も出るし。
       わしの もなかもなかなかでしょ😺
    みこと:………

    パゴ:みことの旦那、
      ほらっ。もなかだ。
      食べると落ち着くぞ(ー_ー;)
    みこと:もぐもぐ……
      (๑´༥`๑)ほっこり
  • KaniKan🦀さんの同じ場面が視点を変え、オーバーラップし、クロスしてくる感じ大好きです。
  • 神室海夜(*´∀`*)さま
    ほっこりするみことくんかわいい。
    マイテの手作りモナカはみんなをほっこりさせますね。
    サードも食べたら落ち着きましたヽ(´▽`)/
  • アタヲカオさま
    コメントありがとうございます。
    そう言って頂けて嬉しいです。
    最近ノアポイントのスピンオフをいくつか拝見していて、影響を受けており、
    将介以外の視点でスピンオフいいなぁ、やってみようかなぁとか考えてます。
    とりあえず今の完結させてからですがw
  • ショースケの一人称、めちゃくちゃ興味深かったです。

    本編では(つらそうではあったけど)落ち着いて見えるのに、内側ではこんな風に「視界の歪み」「割り込む記憶」「呼吸が戻らない焦燥」なんていう、計り知れない痛みと混乱を抱えていたんですね。

    なんとなくわかってはいたけど、サード側に立って、早く詳しく説明してあげてほしいなぁ なんて思っちゃってて……
    なんとなく反省(´;ω;`)

    みんなそれぞれ必死に頑張っている……

    いつか……レイ目線も見てみたい……(*ノωノ)
  • 一人称視点での描写をこうやって多層的に補っておられたんですね!すごい勉強になります。
    しかしこうやってみると言い淀んでるショースケの心情が…一層痛々しいですね…。

    キャラ視点を切り替えると別のシナリオとして読めそう…いつか別視点版も読んでみたいです…!
  • 晴久さま

    こちらにも反応ありがとうございます!
    歴史ひっくり返そうとするくらいの何かを体験した人なので、蓋開けてみたら、こんな感じでした。寄り添ってみて頂きありがとうございます。
    レイはレイで内情見るときっとびっくりしますよ。

    通院モグラさま
    コメントありがとうございます。
    実は、元は別視点の独立した1話がありました。15話の次に16話として載せる予定の流れでしたが、重い展開が続きすぎるのでお蔵入りになりました。
    本編でショースケのバックが全部出てきたら公開してみようかなと思っています。

    お二人から ここが読んでみたい。というご感想を頂き、とても感激しています😆
    同じくらい🦀もお二人の作品の書かれていない余白が気になって、あれこれ想像しております。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する