「みんなはサンタさんっていつまで信じていた?」
クリスマスが近づいてきたある日、さくらさんが話を切り出した
「俺は真紀が小学校にあがるまでは両親は一生懸命隠していたから小学校4年生ぐらいまでかな」
本当のことを知った時の真紀の悲壮感は今も覚えている。
あれは「絶望」だった。
「僕は読んでいた漫画でサンタさんは実在しないみたいなのが書いてあって両親に聞いたら。「サンタさんはみんなの心の中にいるのよ」って言われてからサンタさんはいないんだなって2年生ぐらいで知ってから、僕も4年生ぐらいでサンタさんは両親って気づいたかな」
「なんか悲しい思い出思い出させてごめん」
「そこで謝られたら僕可哀そうな子みたいじゃない」
「うん。ごめんね」
「おい」
まずサンタさんはいないってワードが出てくるような漫画を2年生で読んでいることに突っ込みはいれなくていいのだろうか
「じゃぁさくらさんはいつなの?」
「私は年長さんぐらいかな」
思っていた以上に早かった
「なんか早くない?」
「私はサンタさんが来るまで寝たふりしていてサンタさんが来たと思って目をあけたら、そこにはお母さんが立っていて真実を知りました」
「そっか。なんかごめんね」
「えっ私も可哀そうな子みたいになっている」
「うん。僕よりもさくらさんが可哀そう」
「おい」
何この二人。夢がない。
まず年長でサンタさんくるまで寝たふりをしてしまうさくらさんの執念がすごい。
大体の子はそこで寝るんだよ。
確かにさくらさんの性格なら寝たふりを貫き通すかもしれない
「なんか納得できないな。愛ちゃんは?」
「中学1年生」
「今なんと?」
「中学1年生」
「聞き間違いじゃなかった」
「まぁ愛ちゃんは純粋だからね」
「なんか私も可哀そうな子みたいになってない?」
「うん。なんかごめんね」
「ち、違うの。私は両親が海外にいっていないでしょう?でも中学生まではクリスマスから母からは一応クリスマスプレゼントが届いていて、それをお祖母ちゃんがサンタさんからのプレゼントだよっていっていたからサンタさんをそれまで信じていたんだよ」
「そっか。ほんとごめんね。」
「いや、だからなんで可哀そうな子になっているの」
「愛、今年はサンタさんくるかもよ」
「みっちゃんまで私を可哀そうって思っている?でも楽しみにしている」
「そこは楽しみにしているんだ」
「中村何かいったかな?」
「いえ何も・・・」
「みっちゃん楽しみにしているね」
「わ、わかった」
なんか圧が怖い
クリスマスの朝、愛の枕元にはサンタさんからプレゼントが置いてあった
~クリスマスから2日後の朝~
「おはよう。二人ともマフラーお揃い?」
「うん。サンタさんからマフラープレゼントもらって可愛かったからサンタさんにみっちゃんの分もお願いってお祈りしていたら、なんと次の日みっちゃんの枕元にも色違いのマフラーが。サンタさんっているんだねみっちゃん」
「うん。そうだね」
「よかったね愛ちゃん。そしてお疲れ瑞樹」
「うん。そうだね」
クリスマスは子供から大人までちょっとそわそわする一日ですよね
みなさんのもとにはサンタさんは来ましたか?
僕はIpad proが欲しいのでサンタさんにお願いはしています。
(明日家電量販店いってこようかな)
まぁ冗談はさておき、みなさんにとってよいクリスマスを過ごせますように微力ながら願っていますね。
クリぼっちの方はサンタさんにマフラーをもらった愛のことを思い出して少しだけほっこりしてください。