いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
読者の皆様にお礼と、そしていくつかお詫びがあって記事を立てることといたしました。
【「兵站将校は休みたい!」の第2章完結について】
まずはお礼から。
本日の更新で「兵站将校は休みたい!」の第2章に一区切りをつけることができました。
ここまで書いてこられたのは読者のみなさまのおかげです。本当にありがとうございます。
お話そのものはもっと長く続けたいと考えているところですので、第3章にもお付き合いをいただければと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
【「兵站将校は休みたい!」の連載中断について】
ここからはお詫びです。長くなります。すみません。
Twitter(現X)では既に幾度かお伝えしているところですが、「兵站将校は休みたい!」の連載にしばらくお休みをいただきます。今回の連載中断は少々長く、具体的には9月半ばを想定しています。
理由はいろいろとあるのですが、主たる理由は「〆切が重なってしまい、明確にキャパオーバーしつつある」というものです。
「兵站将校は休みたい!」は以前こちらでご報告させていただいたとおり、今年5月末に発表があったカクヨムコンテスト10にて特別賞を頂戴しております。書籍化の確約をいただける賞ではなく、したがって今のところ何が決まったというわけでもないのですが、当該作は書籍化に向けた改稿作業等を行っているところです。
また、刊行中の拙作「侯爵令嬢アリアレインの追放」についても、完結巻(下巻)の刊行に向けた加筆改稿作業を行っております。こちらはweb版をお読みくださった方ならご理解いただけると思うのですが、上巻は約9万字、中巻は10万字近い加筆を行っており、下巻もこれらと同程度の加筆量が想定されています。ほぼ書き下ろしみたいなものですね。読んでるとたまにweb版で読んだシーンが出てくる、くらいのバランスです。
そしてここからが重要なポイントなのですが、この2案件の〆切が重なりました。
〆切の設定理由やスケジュールについてはどちらも納得できるもので、敢えて「ずらしてください」とは申し上げられませんでした。というわけで、2案件並行での改稿作業に挑んでいるところです。
残念ながらしろうるりの執筆速度はそう高い方ではなく、これらの〆切を守りつつ連載を続ける、というのはリスクが高すぎると判断しました。
そのようなわけで、〆切が過ぎてしろうるりに余裕ができるまで、連載再開はお待ちいただければと思います。大変申し訳ありませんが、どうかご承知おきください。
【感想やコメント等への返信の停止について】
お詫びの2点目は感想やコメント、レビュー等への返信に関してです。
正直に申し上げますと、「アリアレイン」の上巻を出した3月上旬以降、感想やコメント・レビューにはほぼ目を通せておりません。せいぜいTwitter(現X)でいただいたコメントを斜め読みする程度で、そちらもきちんと読み込めていない、というのが現状です。
日々たくさんのコメントをいただいていることは承知しており、「読まないと」「できれば返信もしたい」という気持ちはあるのですが、たぶんそれをやると連載中の拙作の更新が滞る、という状態が続いていて、なかなかコメントのチェックやお返事に時間を割けておりません。
本来であればこのあたりは早目に皆様にお伝えしておくべきところ、ここまで引っ張ってしまいました。現状、「必ず読みます」とはお約束できない状態ではありますが、もしよろしければ引き続きコメント等をいただければと存じます。
【サポーター限定近況ノートについて】
こちらはサポーターの方限定のお詫びです。
ご承知のとおり、最近まったく限定近況ノートを更新できておりません。せっかくサポートいただいているにもかかわらず、大変申し訳ないと思っているところですが、やはりキャパシティが不足しております。
7月・8月の更新は無理、9月も多分無理、というのが現状です。
このあたりを踏まえてサポートの見直しをお願いできればと存じます。重ねて大変申し訳ありません。
【まとめ】
Twitter(現X)で呟いた気がしますが、しろうるりの時間的リソース配分の優先順位は、
①家庭のあれこれ = ②本業 > ③契約又はそれに準じる関係で行う作業 > ④連載中の作品の執筆 > ⑤(あれば)新作の執筆 > ⑥その他のあれこれ
となっており、この優先順位は基本的に動きません。これまでどうにか④までやれていたところ、③が重なって④が無理になりました、というのが今回の近況ノートの趣旨です。
お仕事がたくさんあるのは作家としてはたいへん嬉しいお話なのですが、一方で読者の皆様とのやり取りが難しくなってしまうという部分もあり、もう少し己を鍛えなければ、と思っているところです。
鍛えるためには書くしかないので、これからもしっかり書いていこうと思います。
よろしければ、引き続きお付き合いくださいませ。