物語を描くという行為を始めて、十年近く経ちます。
音声作品の自主制作をメインにしていました。
そこで直面するのが「制作可能かどうか」という課題でした。
今回書き始めた「偽聲アイドル」はそういった制作の難度から、構成はありつつも断念していた作品です。
まだ現時点では更新されていませんが、ライブシーンなんかは自主制作でやろうとすると頭を抱えます……。
劇中劇などもそうですが、納得させるだけの説得力ある表現をしなければドラマが崩壊しますよね。
自主制作だったため、演者さんに歌まで歌ってもらうのは難しく、かつ要望で言えば「わざと下手なシーンと上手いシーンを魅力的に演じてほしい」みたいになるわけで。
こうして小説という形で表現できていることに喜びを感じます。
いずれはこの作品に、別の表現が加わってより多くの人に見てもらえるように、今はこの原作を鍛えていきたいと思います。
話は少し脱線しますが、そういう意味で言うと最近発売された「シャインポスト」と言うアイドルゲームは恐ろしいゲームです。
ステータス(進行度)に応じて歌の表現が変わる……現代の凄さを感じます。
アイドル、と言うジャンルは競合も多く、近年では「推しの子」(アイドル漫画ではないですが。)や、「推しが武道館いってくれたら死ぬ」など、多角的に表現されてます。
自分が目指しているのは「AKB49」と言う少し昔に連載されていた作品で、アイドルを題材にしたスポコンです。
熱く、そして夢に実直な物語を楽しんでもらえればと思います。
物語の序章も序章なので、続きを読みたいと思ってもらえるように頑張っていきます。引き続き、よろしくお願いいたします。