海外在住のランナー兼Web小説家。 『異世界魔法のランナー旅団 〜ランニングウォッチで謎を解く〜』をカクヨムオンリーで執筆中です。 実際のランニングデータ(記録)はこちら→https://www.strava.com/athletes/SparkNorkx
蒼井美紗です。異世界ファンタジー・恋愛を中心に書いています。よろしくお願いします。 ●発売中の書籍など 「転生したら平民でした。〜生活水準に耐えられないので貴族を目指します〜」 双葉社Mノベルス様より1〜6巻発売中、完結済み。コミックス1〜6巻発売中。 「神に転生した少年がもふもふと異世界を旅します」 双葉社Mノベルス様より1、2巻発売中。コミックス1〜3巻発売中。 「女神の代行者となった少年、盤上の王となる」 双葉社Mノベルス様より1、2巻発売中。コミックス1巻発売中。 「転生少女は救世を望まれる〜平穏を目指した私は世界の重要人物だったようです〜」 ツギクルブックス様より1、2巻発売中。 竹書房ガンマぷらす様にてコミカライズ連載中。コミックス1巻発売中。 「図書館の天才少女〜本好きの新人官吏は膨大な知識で国を救います!〜」 (賢いヒロインコンテスト受賞作を改題しています) カドカワBOOKS様より1〜3巻発売中。 コミックス1巻発売中。 「帝国最強の天才騎士、冒険者に憧れる」 (第9回カクヨムコンテスト受賞作を改題) 角川スニーカー文庫様より1〜2巻発売中。 カドコミにてコミカライズ連載中。 「外れスキル持ちの天才錬金術師 神獣に気に入られたのでレア素材探しの旅に出かけます」 アルファポリス様より1〜2巻発売中。 「婚約破棄された可憐令嬢は、帝国の公爵騎士様に溺愛される」 秋田書店様の月刊プリンセスにてコミカライズ連載中。 コミック1〜2巻発売中。 「ノベルアンソロジー♦︎溺愛編」(一迅社アイリスNEO様) 第1回アイリス異世界ファンタジー大賞にて編集部特別賞を受賞した短編「氷の騎士様が何故か私に惚れたらしいです。私はおまけなので放っておいてください!」が収録 ●受賞歴 「氷の騎士様が何故か私に惚れたらしいです。私はおまけなので放っておいてください!」 第1回アイリス異世界ファンタジー大賞、編集部特別賞を受賞 「図書館の天才少女〜王宮の本を読むため官吏になりました〜」 カクヨム様で行われていた「賢いヒロイン」中編コンテストで優秀賞を受賞 「最強騎士の勘違いは世界を救う」 第9回カクヨムWeb小説コンテストの異世界ファンタジー部門にて、特別賞とComicWalker漫画賞を受賞。
まずみなさんこんにちは、あるいは初めまして。 わしはこの垢をすべるもの、絆川天堕。 この名前は、ただの呼び名ではない。 わしという存在を、無理やりひとつの形に押し込めた結果の“仮の完成形”だ。 人はひとつの言葉で自分を説明しようとする。 だが実際の人間は、そんなに単純ではない。 真面目な時もあれば、どうしようもなくふざける時もある。 静かな時もあれば、感情だけで動く時もある。 そのすべてを抱えたまま残ったものが、この名前だ。 ■絆川という部分 「絆川」という言葉には意味がある。 それは、途切れたものをなかったことにしないための視点だ。 人は生きていく中で、必ず何かを失う。 関係、時間、感情、信頼、あるいは自分自身の一部。 それらは戻らない。 それは変えようのない事実だ。 だが、それでも人は前に進んでしまう。 だからこそ、その“失ったもの”を消すのではなく、 「ここまで来た証」として残す必要がある。 そのための名が「絆川」だ。 川という字は象徴でもある。 止まらず、戻らず、それでも流れ続ける存在。 澄むこともあれば濁ることもある。 穏やかな時もあれば、荒れる時もある。 それでも川は川として存在し続ける。 わしはその在り方に、自分を重ねている。 ■天堕という部分 もうひとつの名、「天堕」。 この名は、ひとつの意味に固定されていない。 天から堕ちた存在なのか。 それとも堕ちながらも、なお天を見上げる存在なのか。 そして、この名を読み解くときにだけ現れるもう一つの影がある。 それが「ミカエル」という呼び名だ。 ただしそれは確定した存在ではない。 この名をどう解釈するかによって現れたり、消えたりする。 天堕とはつまり、“揺れそのもの”だ。 落ちることと、見上げることの間で揺れ続ける状態。 どちらにも固定されないまま存在している形。 その不安定さこそが、この名の本質だ。 ■二つの名の関係 「絆川」と「天堕」。 この二つは別の人格ではない。 対立するものでもない。 同じひとりの中にある、異なる視点だ。 ひとつでは説明しきれない思考。 ひとつでは抱えきれない感情。 それらを分けて見た結果、この二つの名が生まれた。 ■創作について わしは物語を書く。 理由は単純だ。 頭の中に残り続けるものを、そのままにしておくと崩れるからだ。 なぜ人は選ぶのか。 なぜ間違えるのか。 なぜ、それでも進んでしまうのか。 その答えのない問いを、形にして残している。 正解を出すためではない。 考え続けるために書いている。 ■日常のわし わしは一定の存在ではない。 真面目な時もあれば、どうしようもなくバカなことをしている時もある。 その揺れを否定するつもりはない。 むしろ、それこそが自然だと思っている。 整いすぎたものよりも、少し崩れたものの方が人間に近い。 ■最後に この垢は完成された場所ではない。 思ったこと、作ったもの、崩れた言葉。 それらをそのまま置いていくための場所だ。 もしその中のどれかが、誰かの中に少しでも残るなら、それでいい。 わしはこの垢をすべるもの、絆川天堕。 今日もまた、言葉の中で生きている。