完結【ブルーグレイ・バタフライ】あとがき、という名のネタバレ🐈⬛
⚠️あとがき、という名の解説という事で、ネタバレ多いです。読まれる方は、ご注意下さい⚠️
【ブルーグレイ・バタフライ】はこちらから⬇︎
https://kakuyomu.jp/works/16818792438933924406
こんばんは、藤原清蓮です🐈⬛
この度は、数あるカクヨムコン11短編の作品の中から【ブルーグレイ・バタフライ】に辿り着き、また見つけて最後まで読んでくださった事、心から感謝申し上げます。ありがとうございますm(_ _)m
今回の作品は、現在非公開にしている『魔法のiらんど短編コンテスト』に参加した時の作品を元に、周視点のBLメインに書き直した短編でした。お題ありきの1話2000文字以内で、3話書いた物語だったんです。それを繋げて10,000以内に収めて書く……意外と大変でした笑笑
何故、BLメインにしようと思ったのか。
それは、体感で「BL波が高いな」と感じたからです。今年、色々な小説サイトでBLコンテストがあったり、TVでも BLのアニメやドラマを多く目にして、本屋でもBLの漫画が割と目立つ場所で宣伝・販売されていて。なんと言っても、今年の夏に実家へ帰省して、都内を歩いて感じたこと。某巨大スクリーンでBLの宣伝が流れた事が「ああ、今、BLの波が押し寄せているのだな」と感じたんですね。
自分は今、【天狗様の世話係】というBLを連載していますが、これを書くきっかけはXで「藤原清蓮が書いた事のないジャンルで読んでみたい物語」というアンケートでBLが1位だった事から、手探りで書き始めました。
書くにあたり、漫画好きの友達に相談をし、紹介してもらってBL本を初めて真面目に読んで笑笑
あとは、仲のいいゲイの友達に（友人とはいえ、失礼のない範囲で）同性を好きになった時の話や、今、付き合っている人との出会いとか色々話を聞かせてもらいました。
その時の話も、今回、友達に許可を得て少し参考にさせてもらってますが、話の内容には彼の事は一切関係なく、寧ろ何一つ書いていない完全な藤原の妄想で書き上げた話です。が、心の移り変わりについては、少しだけ。
「ああそうか、そう来たか」
という、周の感情のセリフだけ、使わせてもらいました。
今回の作品は、正直セリフが少なめで。パッと見た目、地の文だらけだから、第1話で脱落する人が多いかなぁと思っていました。しかし、一人称であるため、ほぼセリフだよ！ と自分に言い聞かせ「きっと大丈夫！ 刺さる人には、刺さる！」と言いながら書き進めました。
そして、短い中に藤原なりの遊びと言いますか。伏線を張り巡らせていました。
周と諒平のターンでは、割と正反対な事を言わせてみたり。（例えば、周は「玉砕覚悟」諒平は「玉砕したくない」）
あと、2人とも曇り空を「ブルーグレイの空」と表現し、同じ思考である事を仄めかしてみたり。
最後には、「玉砕覚悟」の周が動かず、「玉砕したくない」諒平が動く。この辺は、蝶々の番がクルクルと舞うのを思い出しながら書いていて。
冒頭、周の「僕の世界は、ずっと息苦しい」のが、諒平と想いが通じたことで「呼吸が出来る」に変わる事とか。
それから、タイトルですね。
【ブルーグレイ・バタフライ】
あらすじにも書いていますが、「ブルーグレイ」の色の意味には『信頼感』というのがあり、「グレー」単体で見ると『迷い』とか『不安』があって。
そして「バタフライ」には、『バタフライエフェクト』の意味合いを込めて書いていますが、さっき書いたみたいに、周と諒平の心情がクルクルと入れ替わる様や、最後のキスでの表現やらにも絡めていて。
今回、4人の関係性には大きな軸として『信頼関係』があった事と、常に4人とも『不安』を持っていたんですね。
周の提案から始まる「カモフラカップル」は、みくりの勇気によって終止符を打たれ、そして真樹子がついた「小さな嘘」から、動く気配も無かった諒平が動きだす。
女の子達が起こした小さな羽ばたきが、男2人を大きく動かし、夢にまで見た瞬間が訪れた。
こんな風に、色々遊んで書いています🐈⬛
サラッと流して読むと気が付きにくい内容ですが、実は……って感じで、読んで気が付いた人だけニヤリと出来る仕掛けをしてありますので、良かったら再読も大歓迎ですので是非！笑笑
今回は、スタートダッシュに乗り遅れていたので、どうかなぁと思っていましたが。自分で想像していたよりも多くの方に読んでもらえていて、本当に嬉しい限りです。ありがとうございます！
自分としては、今回、第1話から割と攻めて書いたつもりでいるんです。そんな【ブルーグレイ・バタフライ】
読んでくださった皆さまの心に響く物がある事を願って。
読んでいただたこと、重ねて心より感謝申し上げます。ありがとうございましたm(_ _)m✨
【ブルーグレイ・バタフライ】はこちらから⬇︎
https://kakuyomu.jp/works/16818792438933924406
こんばんは、藤原清蓮です🐈⬛
この度は、数あるカクヨムコン11短編の作品の中から【ブルーグレイ・バタフライ】に辿り着き、また見つけて最後まで読んでくださった事、心から感謝申し上げます。ありがとうございますm(_ _)m
今回の作品は、現在非公開にしている『魔法のiらんど短編コンテスト』に参加した時の作品を元に、周視点のBLメインに書き直した短編でした。お題ありきの1話2000文字以内で、3話書いた物語だったんです。それを繋げて10,000以内に収めて書く……意外と大変でした笑笑
何故、BLメインにしようと思ったのか。
それは、体感で「BL波が高いな」と感じたからです。今年、色々な小説サイトでBLコンテストがあったり、TVでも BLのアニメやドラマを多く目にして、本屋でもBLの漫画が割と目立つ場所で宣伝・販売されていて。なんと言っても、今年の夏に実家へ帰省して、都内を歩いて感じたこと。某巨大スクリーンでBLの宣伝が流れた事が「ああ、今、BLの波が押し寄せているのだな」と感じたんですね。
自分は今、【天狗様の世話係】というBLを連載していますが、これを書くきっかけはXで「藤原清蓮が書いた事のないジャンルで読んでみたい物語」というアンケートでBLが1位だった事から、手探りで書き始めました。
書くにあたり、漫画好きの友達に相談をし、紹介してもらってBL本を初めて真面目に読んで笑笑
あとは、仲のいいゲイの友達に（友人とはいえ、失礼のない範囲で）同性を好きになった時の話や、今、付き合っている人との出会いとか色々話を聞かせてもらいました。
その時の話も、今回、友達に許可を得て少し参考にさせてもらってますが、話の内容には彼の事は一切関係なく、寧ろ何一つ書いていない完全な藤原の妄想で書き上げた話です。が、心の移り変わりについては、少しだけ。
「ああそうか、そう来たか」
という、周の感情のセリフだけ、使わせてもらいました。
今回の作品は、正直セリフが少なめで。パッと見た目、地の文だらけだから、第1話で脱落する人が多いかなぁと思っていました。しかし、一人称であるため、ほぼセリフだよ！ と自分に言い聞かせ「きっと大丈夫！ 刺さる人には、刺さる！」と言いながら書き進めました。
そして、短い中に藤原なりの遊びと言いますか。伏線を張り巡らせていました。
周と諒平のターンでは、割と正反対な事を言わせてみたり。（例えば、周は「玉砕覚悟」諒平は「玉砕したくない」）
あと、2人とも曇り空を「ブルーグレイの空」と表現し、同じ思考である事を仄めかしてみたり。
最後には、「玉砕覚悟」の周が動かず、「玉砕したくない」諒平が動く。この辺は、蝶々の番がクルクルと舞うのを思い出しながら書いていて。
冒頭、周の「僕の世界は、ずっと息苦しい」のが、諒平と想いが通じたことで「呼吸が出来る」に変わる事とか。
それから、タイトルですね。
【ブルーグレイ・バタフライ】
あらすじにも書いていますが、「ブルーグレイ」の色の意味には『信頼感』というのがあり、「グレー」単体で見ると『迷い』とか『不安』があって。
そして「バタフライ」には、『バタフライエフェクト』の意味合いを込めて書いていますが、さっき書いたみたいに、周と諒平の心情がクルクルと入れ替わる様や、最後のキスでの表現やらにも絡めていて。
今回、4人の関係性には大きな軸として『信頼関係』があった事と、常に4人とも『不安』を持っていたんですね。
周の提案から始まる「カモフラカップル」は、みくりの勇気によって終止符を打たれ、そして真樹子がついた「小さな嘘」から、動く気配も無かった諒平が動きだす。
女の子達が起こした小さな羽ばたきが、男2人を大きく動かし、夢にまで見た瞬間が訪れた。
こんな風に、色々遊んで書いています🐈⬛
サラッと流して読むと気が付きにくい内容ですが、実は……って感じで、読んで気が付いた人だけニヤリと出来る仕掛けをしてありますので、良かったら再読も大歓迎ですので是非！笑笑
今回は、スタートダッシュに乗り遅れていたので、どうかなぁと思っていましたが。自分で想像していたよりも多くの方に読んでもらえていて、本当に嬉しい限りです。ありがとうございます！
自分としては、今回、第1話から割と攻めて書いたつもりでいるんです。そんな【ブルーグレイ・バタフライ】
読んでくださった皆さまの心に響く物がある事を願って。
読んでいただたこと、重ねて心より感謝申し上げます。ありがとうございましたm(_ _)m✨
