あとがきという物が私は好きです。
作者の気持ちが綴られた贅沢なおまけが好きです。
なので私もこの機会に書いてみることにしました。
まずは、全3話、撫子の記憶を読んでくださった方、大変ありがとうございます。
ついで、こんな小説家未満の近況ノートまで見てくださった方、誠にありがとうございます。
読まれることはいい事だなぁとアホのような顔で思っております。
作品の話をするならば、この話は1.と2.を一月ほど前に書き、締め方に迷走し続けお蔵入りにする予定でした。
ですが、少し前にアイデアが降り、勢いのままに今日3.を書き終えました。
相手の持つ感情が分からない不安、それと同じように自分の感情が伝わっているか、というものも負けず劣らず不安になるなと、そんな思いを種にしたお話です。
くよくよした男と何か欠けたヒロイン。
優しい男とまっすぐな主人公。
いつもこれを書いています。
私の性癖なんでしょう。
書いていてとても楽しかったです。
月野 朔。
山城 響華。
またいつか、このぶきっちょな二人の話を書きたいなと、思いました。
文を書き始め未だ四ヶ月の若輩者ですが、これからも自分のペースで脳みそを絞っていきたいと思います。