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両手いっぱいの花をきみに[第17話]

 ウキウキと楽しそうな郁とは対照的に、良太はしゅんと肩を落としていた。

「願い事三回も言うの難しくない? いかに短く、的確に言うかかなぁ」
「良太くん、心の中でお願いするのは? お願い事って人に言ったら叶わないって聞いたことあるよ」
「えっ!? だって俺、さっき言っちゃったよ!」
「そういえば、何か言ってたわね。なんて言ってたの?」
「い、いい言わない言わない! ナイショ!」

 大きく目を見開いた良太は郁と杏を代わる代わる見やって、後ずさった。



第17話 星が降る夜 より/杏・良太・郁
https://kakuyomu.jp/works/16818622171629562423/episodes/822139839374353638
(2025年12月13日描画/2026年1月23日再描画)

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