こんにちは、りおんです。
最初に、砂糖水色さんより、「ふたり暮らし、今日のごはん。」に素敵なレビューをいただきました。
本当にありがとうございます。
砂糖水色さん
https://kakuyomu.jp/users/dango4xさてさて、今日、「夜の闇は朝陽を求めて」が、無事に完結しました。
ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございました。
ここで、この物語の裏話というか、設定というか、そんなものを書いてみたいと思います。
……まぁ、この試みもパクリなのですが（すみません……！）
＊ ＊ ＊
ある日の夜、「ラジオ」「手紙」というワードがふっと頭の中に浮かんできて、それでひとつ短編が書けないかと思って、見切り発車で始めたこの作品。
夜馬くんがラジオを聴きながら勉強していたのは、完全に中学、高校時代の私と同じです。
物語の中に出てきた、ラジオネーム「太陽のひかり」、ロフトベッド、自転車通学、このあたりも私の経験となっています。
太刀川夜馬
夜起きているのが得意な子ということで、「夜」の文字を使いたいと思って、じゃあ「よま」にしようとなりました。太刀川は三文字にしたくてパッと思い浮かんだ名字でした。
同じクラスの朝陽さんを好きになり、手紙で告白。
この後も、朝の時間は二人だけの時間になったとか。ひゃー。
クラスのみんなは出てきませんでしたが、朝いつも二人でいることがそのうちバレてお付き合いしていることもバレます。そりゃそうだ。
カッコいいというより可愛い男の子という感じです。
宮本朝陽
夜馬くんとは対照的に、朝に強い子にしようと、ストレートに「朝陽」という名前になりました。宮本は昔の職場の同僚を思い出して。
朝の陽のような明るい笑顔が特徴的……なのですが、ちょっと小悪魔的な女の子になってしまいました。でも性格が悪いとかじゃないです。
私はどうもぐいぐい引っ張る女の子を書きがちで、朝陽さんも明るくちょいちょい迫ってくる子になりました。
夜馬くんとお付き合いしていることは、友達にも話すタイプ。
あの後放課後に夜馬くんのさす傘にちょこんと入り、腕を組んで帰ったとか。
夜馬くんの母、パーソナリティーの男性以外は、夜馬くんと朝陽さんだけの登場人物にしようと、最初から思っていました。
今のデジタル社会の中、アナログな告白方法も、いいものだなと思いました。
ちくしょう、うらやま……（略）
短編作品も楽しいので、今後も何か思いついたら、気軽に始めてみようかなと。
そのときは、ぜひよろしくお願いします。
ここまで、本当にありがとうございました。
夜の闇は朝陽を求めて（全10話）
https://kakuyomu.jp/works/16818622176376336022