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5章 記憶 始まりました。回想編

次章予告

白嶺は夢を見る。
知らないはずの光景を。

雨の音。
白い蛍光灯。
薬品の匂い。
そして、誰かの声。


なぜか懐かしい。
だが思い出せない。


夢から覚めても、その違和感だけは残り続ける。

まるで何かが、自分を思い出してほしいと願っているみたいに。


天国センターでは今日も死者たちが新しい人生を始める。
それは、いつもと変わらない一日のはずだった。

だが白嶺はまだ知らない。
その夢が、自分自身へ続いていることを。

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