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魔法使いと弟子(仮)及び派生作における魔術論2

魔法使いと弟子(仮)の世界に属性魔法と言う概念は希薄です。
現象再現(再演)という括りはありますが、火や水みたいなエレメンタルを操る魔法は主流ではありません。
イギリスのコーンウォール魔術学校のドルイド古典派には妖精魔術を専門としている一派がありますのでそういった集団くらいです。つまりスキモノコンテンツ。
神楽坂庵は火狐という変質する魔術生物を操る術を得意とし、鶴来雷光は雷を意のままに操っていましたが、それぞれ火狐は炎に変質する生物、雷操作は発電の術式を組んでおりますので精霊を使役するような術ではありません。
朔の魔術講義でも軽く触れましたが、理解されており解明されている理論概念か、夢想し空想した装飾概念か、現代魔術はこの理系文系に大別されます。
朔は主として理系魔術、りり子は文系魔術を使います。
どちらも素子の消費量や実行できる現象の幅などメリットとデメリットを持ちどちらが良いというものではありませんが、魔術学会では一生どっちが優れているか言い争っています。不毛です。

神楽坂庵とウィリアム・タリエスはどっちも齧っていますが、普通の脳味噌では難しい曲芸型魔術師枠です。お似合いですね。
更に上の存在災害どもは文系魔術構想を自動発動型理論改変魔術で補佐しており結局どっちか片方で維持できる規模ではないです。
北米一位は目が覚めるとアメリカが滅ぶと言われています。

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