〜オレンジボイス〜【番外編】
『〝ゔぁるれこ〟公式応援チャンネルをご視聴の皆様、こんにちはー、声優の橙華です!』
『皆様ごきげんよう。声優の東雲綾乃です……と、こんな再生数が乏しい番組をいつまでやってるのかしら、もういい加減に見限って打ち切るべきよ』
『(こ、こら東雲っ!)は、はいはーい──いよいよアニメの方も終盤に差し掛かりました。もう謎が深まるばかりで、私も続きの台本を見ながら毎回ドキドキしてます! ね、ねぇ綾ちゃんはどうかな、先が気になって仕方がないよね?』
『貴女は何を言ってるのかしら? 別にどうってことのないラストだったじゃない。あの優柔不断ハーレム野郎に天誅がくだ、』
『わ、わ、わ、そ、それではこれまでのおさらいを兼ねて今までのシーンを特別にダイジェストで見せちゃいますね! ではではVTRスタート──』
『──ここで視聴者からの質問コーナーです!』
《橙華ちゃん、綾姫、こんにちは!》
『はい、こんにちは〜』
《ここで質問です。二人とも仕事が休みのときはどのように過ごしてますか?」》
『──って感じのお便りを視聴者からいただいちゃいました〜、うーんと、私は家で読書(ラノベ)したり、あと最近ではメイク(女装)の研究かな……で、綾ちゃんは?』
『そうね。私の休日の過ごし方は、主に人間観察かしら』
『へぇ、人間観察って、たとえば町中の人間ウォッチみたいな感じ?』
『まあ、そんなところよ。でも最近では一人にターゲットを絞ることにしたわ』
『へ、へえ、そうなんだ…………』
『だから次のオフにも〝彼女〟の行動パターンを朝から晩までじっくりと観察するつもりよ。当然ね。彼女は私が認める唯一の友達なんだから──、』
『しのの──いえ、綾ちゃん……収録が終わったらゆっくりと話さない?』
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