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『疾風勁草』第五十五話 さらなる改稿について

 町乃 狩竜人様のコメントを受け、さらに改稿しました。改稿部分を追記します。
https://kakuyomu.jp/works/822139839266674955/comments

第五十五話 母と娘https://kakuyomu.jp/works/822139839266674955/episodes/822139843591110234

「お父さんがリカさんのことを隠していたこと、本当に悔しかった。もしかしたらきょうだいとして知り合えたかもしれないのに。でも、私も兄さんも、今の両親がいなかったら生まれなかった。わたしは自分の命まで否定したくない。だから今は、二人の分まで精一杯生きたいの」
 頬に流れる涙を拭いながら言う真優美に、公美子が声をかけた。
「真優美、ずっと黙ってて辛かったでしょ。何も気づかなかった私のせいね。本当にごめんなさい」
「ありがとう。父さんには母さんに話すように言ったんだけど、ずっと逃げてるみたいで」
「お父さんには、私とどういうつもりで結婚したのか、後できっちり尋ねるわ」
 公美子はそう言うと、寂しそうにつぶやいた。
「悲しいわね。お父さんを好きにならなきゃ良かった。今でも嫌いになれないの」

              ○

 涙が収まった後、二人は改めて食卓を囲んだ。
「もう一つ聞きたいことがあるの。わたしの名前、父さんがつけたんだけど、漢字は母さんがつけたって本当?」

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