静かに 静かに
水の中で存在を不確定にしている
沈んだ街並み
言葉がただ降り積もる
魚達は楽園を目指し
カラフルな色で着飾っていて
美しい横顔を
今も忘れられないでいる
飛んでくる不発弾
蔓延する毒の煙
みんなどこを見ているの
そのお店は閉まっているのに
ザワザワと耳の奥にこびりついている
小人達が話す神話の続き
言葉が独り歩きするからついていこう
その先にはきっと偉大な夕日が待っている
ガラクタ達が山になって
今もまだ降り積もっている
物好きな大人が買い漁っている
黄色い袋に詰め込んでいる
触れないものが世界を救うのか
疑問だらけが海に流れていく
ここには答えはないのかも知れない
見渡しても間違いしか見当たらない
夢の中で笑っているような
そんな淋しくて楽しい時間
ヒーローが空に帰っていく
僕は 今は 何もないまま