ご覧のみなさま、こんにちは。
作品をご覧くださり、ありがとうございます。
支援者様に、
「『銀英伝』みたいな話とか書かないの?」
と聞かれ、つい「読んだことありません」と返してしまった。
数日後、郵送で書籍が届き、「一度読んでください」とメールをもらった。
書く流れなのだろうか……。
そんなわけで、初めて『銀河英雄伝説』を読んだ。
一応アニメは見たことあるけど、通して全部は見ていない。
でもまあ、読んだら面白い。面白さは、小説>アニメ。寝る間を惜しんで、一気に一冊読んだ。おかげで寝不足になって大変だった。
読んだ感想は、政治色が強くて大人向けの作品ってイメージ。
漢字の開き方が好みなのでスイスイ読める。※文末に、漢字の開き方をちょっと書いている。
『銀英伝』に限らず、軍記物とかけっこう大胆に漢字を開いている感じがする。
『皇国の守護者』なんかも、「かれ(彼)」とか開いているしね。
上手いよなぁ。表現とか仕草とか、読んでいるとリアルタイムに映像に変換できる。
戦争が起こる要因とか書かれていて、哲学要素よりも、クラウゼヴィッツの『戦争論』を強く感じた。
中国史とか嗜まれているみたいだし、そういった書籍も読んでいるんだと思う。
直訳した原文とか未読破だけど、『戦争論』難しいからねぇ。
その難しい『戦争論』で、さらに難読な引用があるけどね。出火した家の、両側の喩えだったか。
「火事の出た右側の家の左の壁を、どうのこうの」ってやつだったと思う。
その点、『君主論』は比較的わかりやすいと思う。『君主論』の直訳版は注釈あるからね。
『銀英伝』は未読だったけど、田中芳樹御大の作品は一応、ある程度読んでいる。
『アルスラーン戦記』(コミック、アニメとも未読)
『マヴァール年代記』
『タイタニア(だったか?)』
『纐纈城(こうけつじょう)綺譚』もそうだったかな?
話は変わるけど、『神州纐纈城』とかも読んでみたいな。
友人の言葉になるが、「銀英伝ファンと遭遇したら、とりあえずアムリッツァとイゼルローンだけ言っておけ。クドいくらいに言うと、奴らは仲間だと信じ込む」。事実、仲間だと信じてもらえた。
あと、友人は紅茶を飲むとき、必ず「ロシアンティーを一つ、バラではなく、ジャムでもなく、ハチミツで!」と言う。ロイエンタールのセリフだったかな?
一応、理系なんで電気街に行ったときの店の回り方なんかも「ほう、では卿の意見を聞かせてもらおう!」とか。
好きな人は好きらしい。
ついでに言うと、友人はSF好きで「ガンダム」などに詳しい。
~~~ 漢字の開かれ方 ~~~
※『銀河英雄伝説』2巻 より抜粋
※()が漢字。
P115下段
「……知れない…………しれない」
ばかばか(馬鹿馬鹿)しい
だめ(駄目)なのか
わし(儂)のような
がまん(我慢)してきた
むずかしい
勝ちつづける
最小限にくいとめつつ
相まみえる(相見える)
ていねい(丁寧)
ひきいて(率いて)
手きびしい(手厳しい)
したたか(強か)
というぐあいに(具合に)
おこなわれた(行われた)
わかった(分かった)
スクリーンのなかで
できごと(出来事)
うつった(移った)
ちかい(近い)
うろたえ(狼狽え)
かきまわした
きさま(貴様)
おれ(俺)
われ降伏す。(我降伏す)
まにあわず、(間に合わず)
つごうのよい(都合の良い)
あと(後)
~~~~~~
私も割と漢字を開くタイプだけど。『ぐあい』『ちかい』は書くのを躊躇うわ。大胆に開いてらっしゃる!
(ネット投稿は開きすぎると駄目らしいので、最近は閉じるようになった)
坂口安吾じゃないけど、執筆してる人ってけっこう漢字の開き方にこだわるよね。
まさかとは思うけど、前みたいに漢字を開いて、というメッセージなのだろうか?