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AIもの

 を書いていました。

 以前、AIと青春モノなんてかけねーべ(意訳)と言っていたのですが、だめと言われるとやりたくなる標準的な人間ですので、頑張って書きました。
 一番の問題は青春モノがよくわからないことだったので、書評で評判が良い青春小説を10冊ほど読んでみました(時をかける少女など)。結果、よくわからないとうことがわかりました。
 ざっくりと眺めて共通すると思われることは、
1) 関係性の変化を主題とすること
2) 登場人物が取る問題の解決手段が汎用的に適用できないこと
3) 視点者のアクセス可能な世界が物語の中で閉じていること
あたりかなと思うのですが、これを全て満たすように書いても青春小説っぽくならなかったので、もう少し必要な要素があるのかもしれません。

 テーマに関しては企画の通知時点で「書くなら弱いAIの話かな」と思っていました。
 実際に企画が始まり遠目に眺めていると、投稿される話がほぼ強いAIの話ばっかりだったので、がっかりしました。
 そんな失意と、書こうと思っていたファンタジー小説を没にした憤りか参加を決めたのです。
 歌を題材にしたのは、KAC20255でお出しした芸術ネタを引き摺っていただけです。
 踊りは空間方向なので、時間軸方向の継承の向きが強い歌を使わせていただきました。最近流行ってますしね。

 劇中にそれっぽい単語がいろいろ出てきますが、一部の造語以外はちゃんと実在する単語です。わからなくても、青春小説として読む分にはあんまり問題はありません。
 Appendixとして用語集でも作ろうかと思いましたが、気力が出なかったのでやめました。

 本当は3章をもっと長くして、そこでよくある青春者をやるつもりでした。
 しかし、時間がなかったことと、話全体から浮く気がしたのでやめました。
 内容としては、現在の3章の前日譚みたいな話になる予定でしたが、正直野ネズミ族の話を書いていたほうが楽しかったことをここに告白します。

 2章から先は、5/24,25を使って一気に書き上げたので、誤字が残っているかもしれませんが、仕様です。
 2章より前にも誤字が残っているかもしれませんが、仕様です。


 実は春の俳句をほとんど書き溜めていなかったので、どうするかなと考えています。
 記憶を頼りに詠んでも良いのですが、現在のポリシーと少しずれるのが困りものです。
 夏至までに投稿しなかったら、そういうことです。


 次回は春の句と言いたいところですが、不明です。
 ファンタジーにも再挑戦したいので、MFブックスさんのスローライフでなにか頑張るかもしれません。ポシャる可能性が高いので、ご放念ください。
 ともあれ、次も何か書くと思います。

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