KADOKAWA Group

風波野ナオ

@nao-kazahano
2025年2月21日に登録

創作論・評論
ラブコメ

5月15日
『AI君、明日の風向きを教えて』用、AI検証用プロンプト
次のようなプロンプト（お題）をAIに与えて、どのような物語を書くのかを見ます。 ───────────────────────────────────── WEB小説サイト「カクヨム」に投稿する小説家のつもりでお願いします。次の設定で小説を書いてみてください。また、題名，キャッチコピー，８０文字程度の紹介文も作ってください。なお、テーマは必須要素として入れてください。文字数も必須条件です。プロットは例です。必ずしも使う必要はありません。テーマ：あこがれ文字数：７００字以上、１０００字以下プロット：「僕」はバイト先の先輩「透子」が好きだが、透子さんには彼氏がいて、手を出せない。今日透子さんに元気がないが、彼氏と別れたらしい。僕は思い切って理由を聞いてみると、先輩から彼の代わりとして僕とデートが提案された。でもその最後に先輩から指摘を受ける。僕がデートしていたのは『本物』の彼女ではないらしい。なぜなら…… （落ちは適当に考えてください） ─────────────────────────────────────
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4月18日
私のプロットを提示した時のGemini2.5 pro の思考プロセス
元の文章： https://kakuyomu.jp/works/16818622171805829701/episodes/16818622173359338105 Gemini2.5 pro の思考プロセスです。 ───────────────────────────────────── ユーザーは日本語で、WEB小説サイト「カクヨム」に投稿する小説家のつもりで、指定された設定（テーマ：あこがれ、文字数：700字以上1000字以下、プロット例）に基づいて小説を執筆し、題名、キャッチコピー、80字程度の紹介文を作成することを求めている。思考プロセス: 役割設定: カクヨム投稿小説家の視点で書く。読者が読みやすいように、適度な改行や会話文を意識する。テーマの理解: 「あこがれ」を物語の中心に据える。主人公が先輩に対して抱く、手が届かない存在への気持ち、理想化された姿への想いを描く。プロットの検討: 提示されたプロットをベースにする。主人公「僕」がバイト先の先輩「透子」に片思いしている。透子には彼氏がいる（いた）。透子が彼氏と別れた？元気がない。僕が理由を尋ね、透子から「彼の代わり」としてデートに誘われる。デートの最後に、透子から「本当の私じゃない」と指摘される。オチを考える。「あこがれ」のテーマに絡めて、僕が見ていたのは理想化された先輩の姿であり、本当の先輩ではなかった、という方向性が良さそう。あるいは、僕自身が先輩の理想の「代わり」を演じようとしていた、という方向性も考えられる。後者の方が、より主人公の内面に焦点を当てられ、「あこがれ」の対象だけでなく、あこがれる側の心理も描けるかもしれない。キャラクター設定: 僕：少し内気だが、思い切って行動できる一面もある。透子に強いあこがれを抱いている。透子：バイト先では明るく頼れる先輩。彼氏と別れて傷ついているが、それを表に出さない強さ（あるいは弱さの裏返し）を持つ。少しミステリアスな雰囲気。構成: 導入：バイト先の日常。透子の元気がない様子を描写。僕の片思いと、彼女へのあこがれを表現。展開：僕が透子に声をかける。別れた話を聞き、デートの提案を受ける。僕の戸惑いと期待。デートシーン：ぎこちないながらも楽しい時間。僕が理想のデートを演じようとする様子。クライマックス（オチ）：デートの終わり。透子からの指摘。「本当の私を見ていない」あるいは「あなたも『代わり』を演じていた」という核心。結び：「あこがれ」とは何か、本当の相手を見ることの難しさを匂わせる余韻。執筆: 一人称「僕」視点で書く。情景描写や心理描写を丁寧に入れる。特に「あこがれ」の感情が伝わるように。会話文は自然に。文字数（700～1000字）を意識しながら書く。オチは、「僕が透子の理想の『代わり』を演じようとしていた」ことを透子に見抜かれる、という方向で書くことにする。それが「あこがれ」の対象を正しく見ていないことにも繋がる。題名、キャッチコピー、紹介文の作成: 題名: 物語の内容とテーマ「あこがれ」を反映させる。「代役の僕と、幻の彼女」のような、少し切ない雰囲気のものが良さそう。あるいは「フィルター越しのあこがれ」など。シンプルに「あこがれの代償」も考えられる。キャッチコピー: 読者の興味を引く短いフレーズ。「失恋した先輩との、一日だけの代役デート。でも、僕が見ていたのは……。」のような形。紹介文: 80字程度で物語の概要と魅力を伝える。「バイト先の憧れの先輩、透子さん。彼氏と別れた彼女に誘われたのは『彼の代わり』のデートだった。憧れの人との特別な時間のはずが、最後に突きつけられたのは切ない真実だった。」推敲: 文字数、誤字脱字、表現の確認。テーマ「あこがれ」が効果的に描かれているか。プロットの流れは自然か。（執筆開始）バイト先の描写、透子の様子、僕の気持ちから書き始める。会話シーンで関係性の変化を描く。デートシーンは、僕の浮かれ具合と、どこかぎこちなさ、透子の影を描く。最後の会話で核心に触れる。透子のセリフを練る。「君が見てたの、私じゃないよね」「君も、誰かの代わりを演じてたんでしょ？」といったニュアンスで。文字数を確認し、調整する。（推敲・調整） 700字に満たない場合は、心理描写や情景描写を膨らませる。 1000字を超える場合は、冗長な部分を削る。「あこがれ」という言葉を直接使うか、間接的に表現するか検討。直接使いすぎると陳腐になる可能性もあるので、行動や心理描写で示す。オチの部分が唐突にならないように、デート中の伏線を少し入れる。（例：僕が先輩の好みを知っているかのように振る舞う、先輩がふと寂しそうな顔をするなど）最終的なオチは、僕が「理想の彼氏」を演じようとしていたこと、そしてそれゆえに「本当の透子さん」を見ていなかった、という両面を描く形にする。（題名、キャッチコピー、紹介文の最終決定）題名：「フィルター越しのあこがれ」キャッチコピー：「失恋した憧れの先輩との代役デート。フィルター越しに見ていたのは、彼女？それとも……。」紹介文：「バイト先の憧れの先輩、透子さん。失恋した彼女から誘われたのは『彼の代わり』のデート。特別な時間のはずが、最後に突きつけられたのは、僕が『理想』しか見ていなかったという切ない真実だった。」これで完成。 ─────────────────────────────────────
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4月12日
こういうのを作っています
プロット作成中。とてつもなく長くなってます…… ChatGPTを通した際に指摘を受け、直すとまた長くなる悪循環。とりま、プロローグを作成しました。イメージを膨らますため、書いたプロローグをDALL-Eに突っ込んで絵を書いてもらいました。『２人だけしかいない文芸部、毎日部長は理屈を付けて書いてくれない。編集長は今日も原稿お預け。フツーだけどフツーじゃない、普通の文芸部』みたいな感じです。画像、なんか変な感じ。扇子は、「ハリセン」をAIが知らず、「FAN」から扇子を引っ張ってきたみたいです。扇風機もFANだから、影響が出てる。あと、女の子の眼鏡はアンダーリム眼鏡を指定したのですが、どうもGPT系列君はそれを知らないらしく、どうしても普通の眼鏡になる。思った通りにならない。AIに描かせるのは難しい。ていうか、AIに描かせるヒマがあったら文章書いたほうがいいレベル。
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4月5日
DALL-Eに絵を書かせる01
「憧れの先輩とデートできることになったが、僕が見ていたのは本物の彼女じゃなかった」 https://kakuyomu.jp/works/16818622170665444921/episodes/16818622170665705846
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4月5日
ChatGPTに絵を書かせる01
「憧れの先輩とデートできることになったが、僕が見ていたのは本物の彼女じゃなかった」 https://kakuyomu.jp/works/16818622170665444921/episodes/16818622170665705846
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4月4日
物語風、ＫＡＣ２０２０５初心者体験記（下）
前日早く寝たせいで、早く目を覚ました。思い返してみれば、１～３回はだいぶお題に恵まれたような気がする。毎回、わりとあっさり話を思いついた。 PVは相変わらずクソザコだけど、♥や★をいただける率が高い。＃１ https://kakuyomu.jp/works/16818622170446878271 ＃２ https://kakuyomu.jp/works/16818622170665444921 ＃３ https://kakuyomu.jp/works/16818622170826088626 特に＃２「憧れの先輩とデートできることになったが、僕が見ていたのは本物の彼女じゃなかった」は、受けが良くて、投稿後２周間以上経っていても今だにPVが増える事がある。ほんの少し、良い物を書けた気がしている。で、＃４　「あの夢を見たのは、これで9回目だった」　何このお題。いつもなら勝手にストーリーが湧き出したり降ってくる。ときには夢で見る。それらがない時は、「よし、じゃあ〇〇でネタ作って。３，２，１ハイ」と、自分に語ると、なんとなく言葉が浮かんで、そこから物語を作ることが出来た。今回はそういかないようだ。３，２，１ハイをやっても、出てこない。うーんどうすれば…… 本棚に目をやると「モテる方法」。もうあきらめている私には必要ない物。手に取ってみる。ン１０年前は頑張って見合いとかしてたんだけどね…… 私にも出会いさえあれば…… って、そうか。それを書けばいいんだ。そう思いついた。で、これが出来た。山を登りきった気がした。PVはザコだけど。＃４ https://kakuyomu.jp/works/16818622171091821879 　　　　◇ 山を超えたら、後はなだらかな下り坂だった。＃５のお題は、簡単だった。むしろ、仕事が忙しくなかったら、出題日の１５時頃にはアップ出来ていた。ハイ、負け惜しみです。＃５ https://kakuyomu.jp/works/16818622171261143770 お題が完全にマッチしたいい感じの物語が出来たと思います。ですが、ネタがニッチなので、PV数は伸びていません。せめて、岡山県人が読んで「ゲタをてーてーてーの方がいい」とか思ってくれていたらいいなぁとか思います。こうして私は、初ＫＡＣを完走した。全お題皆勤アンド全て９００文字を達成。おつかれっしたいや、まだ残っていた。「トリの降臨」＃５－２ https://kakuyomu.jp/works/16818622171445681599 最後に無理やり入れ込んだ。これで、全課題クリアにしておこう……アイドルはまぁいいか。まつりが終わった。　　　　◇ 私は、相変わらずPVが低い「最底辺物書き」である。それでも読んで、★や♥を入れてくれた方々がいらっしゃる。感謝の心で一杯だった。「ありがとうございました」画面の向こうにお辞儀した。　　　　◇ 　今日も私は、忙しかった。「カザハノさん、ノートPCを廃油ドラム缶に落としちゃって、画面映らないんです」　私の眼の前に、油まみれになったノートPCがお出しされた。私の文章と、どっちが酷いだろうか。　多分、私。　でも、書かざるを得ない。
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3月30日
物語風、ＫＡＣ２０２０５初心者体験記（上）
その日も私は、忙しかった。「カザハノ君、設計部のPC調整１０台どうなってる？」「いまやってます」　そのPCの１台に、全く使われないであろうソフトをインストールしながら、暑くもないのに額の汗を拭う。全く、どうして３月は集中するんだろう。……理由はわかってる。年度末までに各部署が予算を使い切るため、注文を入れまくるからだ。　私は現場の混乱を何も考えず、注文を取ってくる我が営業担当に、心のなかで中指を立てた。サノバビッチガッテムシット。お前らなんか猫のゲリマンダー踏め。　私は限界を超えていて、テンションが明らかにおかしかった。「カザハノさん、試験部の現場用PCは出来ました？」　試験部の女性ＩＴ担当がやってきた。３ヶ月待たされているので気が気でないようだ。　部下の笠岡に目を向けると、彼は動画サイトをササッと隠す。猫の尻尾すら借りたいのに、こいつまたサボってやがる。そして素知らぬ顔で、いいとも！のように腕で大きな輪を作った。見上げた心構えだ。私は絶対お前の友達にはならん。「できてます。３日以内に現場へ収めに行きます」上司から呼び声が。「カザハノ～、３階のネットが繋がらないって」きっと３階からだろう。電話に応対しながら聞いてくる。「HUBのコンセント抜き刺しさせてください。ダメなら後から行きます」　この忙しい時に……　　３階の購買部はやたらケチだから壊れてもなかなか代わりの品を買ってくれない。私の心にある怒りは、しきい値をとっくにオーバーしていた。だから、壊れてもしばらく放っておこう。たまにはいいだろう。たまには。　でも、泣きつかれて後で行くことになるんだろうな。「カザマ先生、４月頭に来る部長のPC、今から調整くれない？」「企画課長、今からでは遅すぎます。絶対無理です。あと、見積もりはウチの営業担当に言ってください」今日は３月２8日。今からPCを選定して、社内で見積もりと発注をやり取りして、それからPCを購入して……そんなもん間に合うわけがない。「それから、私の名前はカザハノです」　何故上役の人ほど私の名前を間違えるのか、永遠の謎であった。「そう言わずにさ～カザマ先生、今度来る部長うるさいんだよ～頼むよ～」　そして、何故間違えたまま、突き通すのか。「……わかりました。なんとかします」　なんでOKするねん俺、苦労するだけなのに。　理由はわかっている。困っている人を見ると、なんとかしたくなる。それがヘルプデスクという人種だから。言うならば、『これも、生き物のサガか‥‥』　よろしい。お前ら全員まとめて、小説のネタにしてやる。とくと目に焼き付けておけ。（読まれないけど）　カクヨムで読むのが昨今のストレス解消法である。最近は書く方もやっている。そして昼休み時、私はそれを見つけた。「カクヨムコンＫＡＣ２０２０５……」 ──コンテスト……　出てみたいのか？　私の中の小説家という『呪い』が話しかけてくる。　出たい。高校や大学の時はクラブがなかったから、当然そういう活動は出来なかった。 ──やりたいんだろ……　やってみろよ　私のような初心者が出ていいんだろうか？ ──運営には悪いが、練習だと思えばいい。　出来るのか？ ──出来るさ。チャレンジ賞だけでなく、５つのお題全て９００文字ぴったりにして、降臨賞も狙ってみろ。　そんな、難しくないか？ ──練習だから出来なくても構わない。意外と全部出来ると思うが。 ──やらなくても、どうせ、書かずにはいられなくなる。　わかった。やろう。　私は、真っ白いテキストファイルに向かった。　　　　◇ そして…… 「何、このお題……」『あの夢を見たのは、これで9回目だった。』　私はてっきり、卒業式とかホワイトデーとか、そういうのが出ると踏んでいた。そう予想して、マザーボードにCPU，メモリ，M.2SSDを刺して、あとはＯＳを入れるだけ状態の物を、作ってあった。　別に読まれないとかはどうでもいい。例え自己満でもお出しする限りは、それなりにいいものを出したい。だから、ネタを練ってあったのだが、無駄になってしまった。　忙しい年度末、仕事を片付けて帰ると１１時を過ぎる。そこから考え直すとなると…… 　私は、絶望した。枕で涙を濡らした。混乱している。寝よう。（後半に続く）
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3月29日
新作を投稿しました（2025/3/29）
新作を投稿しましたバカバカしいものが読みたく／書きたくなってしまったんです。 https://kakuyomu.jp/works/16818622171204057622 岡山県が主人公で追放され異世界に転生という、シュールでバカバカしい話です。よろしければお読みいただきたく。 ───────────────────────────────────── よろしければこちらもどうぞ https://kakuyomu.jp/users/nao-kazahano/collections/16818622171338999071
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3月20日
私のこと……なぜ書いているのか？【物語風自己紹介】
その日も、私はストレスを溜め込んでいた。「購入されたこのPC、お持ちのモニタとつながりませんよ？」私がそう伝えると、現場の情シス（情報システム）担当は、表情を曇らせる。「えー、お宅んとこの営業が大丈夫だからって言ったから買ったんだよー、困るよー」 PC調整が完了し、ユーザー様の席へ設置しようとした際、それとモニタがつながらないことが判明した。現場情シス担当の話から、原因は明らか。ウチの営業がチョンボ。営業が『ＩＴオンチ』なせいで、この手のトラブルが月に２～３回起こっている。ＩＴ機器をメインで取り扱っているのに…… いい加減、営業は注文を取る前に、ユーザー様の環境確認くらいしてほしい。割りを食うのはいつも現場の私だ。「そう言われましても、HDMIケーブルはVGAに刺さりませんので……」「モニタが古いのはわかっているが、なんとかしてくれ。使えないと１日ン十万の損害が出るんだ」昼のチャイムが鳴る。仕方ない。昼が開けたら近くの山田電気に変換アダプタを買いに行こう。建て替えという形で後から購買に言えば返金してくれるはずだ。返金されなかったら化けて出てやろう。「わかりました。なんとかしますから」ヘルプデスクとは、困った人がいたら助けてしまう。そういう人種。こうして『なんとか』する度に、ストレスがマッハで溜まっていく。それが私。風波野ナオである。　　　　◇ ラノベや小説サイトを見ること。それが私のストレス解消法であった。昼ご飯の後、とあるラノベを丁度読み終わり、読了感を味わいながら窓の外を見ていた。天気は曇り。グレーの町並みが味気なかった。私はふと思った。「こういう小説をいつか書いてみたいなァ」 ──なら、書いてみれば？私の中の誰かが言った。誰？誰かが更に言った。 ──君は、書くことが出来るそんなことできっこない。なぜなら、書き方を知らないから。 ──そういうの、いくらでもあるよいつの間にかモニタにはAmazonが表示されていた。そして大量の『小説の書き方』本が…… 普通の小説やWEB小説からTLに果ては官能小説まで、多種多様。 ──それから、これも今度は文章を作る技術みたいな本が表示された。こちらも多種多様だった。そりゃあ、書籍はあるだろうさ。 PCのマニュアルを読んで、書いてある通りに電源ボタンをON。そうすればWindowsがスタートする……みたいに、読んで実施すれば書けるかもしれない。 ……でも、私には書くものがないんだ。 ──あったら、書くのかい？ ……考えてみます。そいつは、頭の中で指をパチンと鳴らした。途端に、大量のイメージ……物語が……降ってきた。さえない男子と魔王を倒して帰ってきた少女が異世界へ迷い込んだ人を救助する話つぶれかけの文芸部を二人だけの部員で立て直す話欲望が煮詰まった妖怪が人を襲い、その妖怪を食べる妖怪と冒険する話追放されたヘルプデスクが無双する話それから……　それから…… 「ストップストップ、ちょっとまって」私は思わず立ち上がり、叫んでしまった。周りの人がこっちを見ている。恥ずかしい。「すいません、ちょっと怖い夢を見まして」謝り、席に座る。珍獣を見たような顔を向けられたが、みんなスマホやPCの画面に戻った。こういうのはやめてほしい。イメージで頭がパンクしてしまう所だった。 ──わかった？　書く題材なんていくらでもあるんだ。なくても降らせてやろう私が、書ける？本当に？ ──書けるさ。なんなら昔の嫌な思い出をやり直したり、失恋を両思いにも出来る ……やり直し系を自分自身に？　そんなことも出来るのか！私は、つい、やる気になってしまった。ここでやめとけばよかったのに。午後のチャイムが鳴る。窓の外を見ると、雲がいつのまにか消えてなくなっていた。町並みが、輝いて見えた。いいよ、やってやろうじゃない。　　　　◇ 小説の書き方本を一式読んで、主題を考えた。『冴えない人生を送る主人公が、ふと立ち寄った怪しい店に立ち寄る。そこで手に入れた自分自身のことが書かれた小説を修正すると、世界が改変されてハッピーエンド』こんな感じか？キャラや世界を考え、次にプロットを、起承転結に沿って構成する。それをモトに、執筆する。不思議な感覚だった。今までは読む事しかなかった物語が、自分の手から生み出される。まるで世界を創造しているみたいだった。約４００文字、簡単な物語が完成した。 ……でもこれ、どうすればいいんだろう。 ──よく見ている小説サイト、そこに投稿してみれば？やってみた。ぜんぜん読まれなかった。あたりまえだが、悔しかった。 ──書けるとは言った。読まれるかどうかは、別の話だ私の中の誰かは、無責任にも程があった。それでも、書きたいものは次々湧いて出てきた。　　　　◇ それからも私は、掌編小説を書いては投稿していた。ぜんぜん読まれないのは相変わらず。それでも、私はまた、白いテキストエディタに向き合っている。何故なんだろう。頭の中の誰かが話しかけてきた。 ──小説家ってどんな人だと思う？人？うーん、書き方の本であったな。小説家の目で見て、小説家の頭で考えて、小説家の手で作品を書く人。そうじゃない？ ──正解は「書かずにはいられない人」さ ──誰にも読まれなくても、理解されなくても、迫害されても、書かずにはいられない ──そんな人だよ ──それは君だよそんな…… 私は、私の心にいるそいつが、一体何者なのか理解出来た……気がした。 ──気がついたかい。私は、小説家という呪いなんだ ──物を書けるという祝福と、書かずにはいられない呪い ──それは表裏一体で、消えることはない ──君は私のせいで、これから、どんなに孤独であっても、書かずにはいられない ──ただそれは、君のせいでもあるんだ ──本心で「書きたい」と願ったから、私が生まれたそうだったのか。私は本心で願ったことを後悔しながら、感謝していた。誰にも届かない言葉で、テキストファイルを満たす。確かに祝福であり、呪いだった。 ──先は長い。気楽にいこう、相棒　　　　◇ そして、私はどうなったか？「何だよこの『あの夢を見たのは、これで９回目だった』って。ムズっ」「『天下無双　ダンス　布団』　あ、これ結構簡単にいけるかも」割と楽しんで、ストレスを解消していた。「やっぱりPV増えないなぁ。★や♥をもらうにはどうすればいいんだろう」＜了＞ ——————————————————— で、よろしければ私の作品をお読みいただき、★や♥をいただければ幸いです。 https://kakuyomu.jp/users/nao-kazahano
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3月9日
KAC2025参加中、頭使いすぎで文字の夢を見る
見ていただきありがとうございます現在【KAC2025】参加中でございます応援＆コメントいただいておりますありがとうございます https://kakuyomu.jp/works/16818622170446878271 https://kakuyomu.jp/works/16818622170665444921 　　　　◇　◆　◇　◆ さて、私時々文字だけの夢を見ます今回の「憧れ」、考え出すのが大変難しかったですストック使用禁止で、オール９００文字ピタリを目指していますが夜中２時まで粘りましたがなんにも思いつきませんでした諦めて寝たら全編文字だけの夢が出てきましたそういう時は夢と気づきますそして、文字が実は頭に浮かんだ小説でれを現実に書いたら作品が……　と、毎回夢の中に現れる文字を追ってみるのですが、意味をなしていたことはありません今回もそうでした。残念夢占い的には『秘めた想いが表面化しようとしている』『新しい発見や気付き』だそうです結局、朝起きてPCに向かうとスラスラと出てきました夢に出た文字に意味はありませんでしたが、やはり何かあったのかもしれません文字の夢、他にも見たことのある方はいらっしゃるのでしょうかちょっと気になります
2月22日
転生先は異世界「ダイﾄカイ」
自己紹介代わりに。私最近思うんです。岡山県ってよく大都会ってネタにされますが、本当は異世界「ダイﾄカイ」じゃないかって。私はン１０年前に岡山県に『転生して』（いや、引っ越しだから転移か？）来ました。で、休みになると岡山中を旅（クエスト）して回っています。旅先の風景を眺めていると、ここは異世界であると時々強く感じます。行ったり体験したりしたことをちょっと思い出してみました、以下のような感じ。町中ではレッドドラゴンとブリュードラゴン（のような乗り物）が走り回っていて、しかも主に子供用！だし https://ja.wikipedia.org/wiki/岡山電気軌道9200形電車町には敵の侵入を防ぐ水濠トラップ（堀）が完備されていて、よく転落事故があり https://www.city.okayama.jp/shisei/0000049404.html ※　私も数回落ちています人々は（自称）宇宙一面白い交通機関で移動します https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230303/k10013997021000.html 旅の途中立ち寄る村はヨーロッパ調だし https://www.farmpark.co.jp/doitsunomori/ 北には天空の城があって、ネコ族が城主をしてて https://www.bitchumatsuyamacastle.jp/sanjuro/ 「鬼の城」にはボスがいるに違いありません https://www.okayama-kanko.jp/spot/10755 天界や魔界に繋がっていそうな洞窟がある https://ja.wikipedia.org/wiki/満奇洞 https://www.ikurado.jp/ 異世界に繋がりそうな門もある https://www.okayama-kanko.jp/spot/10999 ちょっと思い出しただけでこんなにありました。なんだか、これだけでも組み合わせると軽く転生モノが書けそうです。岡山が異世界というアイデアは検索したら先行者様がおられたのですがエタってました。残念。もう私、書くか？ ── 2025/3/30　追記書いてしまいました。 https://kakuyomu.jp/works/16818622171204057622