革命道中を鬼リピート中です。
ダンダダンのOPで聞いてたしコンビニとかでもちょこちょこ店内BGMで流れてたから気になってたんですけどこの曲やばいですね。
『だって』の使い方天才過ぎます。
革命道中 だって 君に夢中
結構この歌詞が繰り返されるんですけど、まったく同じ文字列で意味が変ってます。
『だって』って2つの使い方があります。
みんな酷い!ぽんぽん丸だってにんげんだよ!
AはBに含まれるという使い方です。
この世は最高だ。だってぽんぽん丸がそう言ってたから。
『なぜなら』と同じような使い方の『だって』です。
このように『だって』っていう言葉には2つの使い方があるんです。
「革命道中だって君に夢中」で考えてみましょう。
”A”は”B”に含まれる場合
革命道中の最中だけど君に夢中と解釈できます。
きっと”人生が激変する大事な時なのに””私は君に夢中になってしまう”っていう意味です。すっごい激変の最中で私は夢中になってしまうんですって!オカルン!!恋!!!これは歌詞の冒頭が特にそう聞こえます。
で理解すべきすごいところが冒頭では人生と恋をそれぞれ別のものとして認識してるんですよね。こんな時なのに!夢中!そんな場合じゃないのに!
次になぜならと同じ用法の場合
革命道中なぜなら君に夢中だからと解釈できます。
私の革命道中とは君に夢中なことだ。人生の激変は環境の変化とか他の出来事じゃない。君への恋心こそが革命道中だ!!!ですって。
尊過ぎて死にます。
歌詞の冒頭では人生と恋は別だったのに、君と行くことが私の生き方だ!!って言ってます。なんて強い光…溶けそうです…。
この言語感覚!『だって』という言葉の使い分けに気付いて、それをあれこれ説明せずに声質、声量で歌い分けてます。発見、理解、技術。全部そろってるんですよ。すげぇ…。
私、アイナジエンドさんみたいに書きたいです。
そもそも冒頭の『唸るぜ』のとこだけでやられるんですよ。痺れます。この曲は半端ねえ!!って感じます。喉がピアノ線くらい張っててはち切れそうなハスキーさを抜群にコントロールして、そのまま踊るみたいがしがし進んでいくんですよ。
かと思えば途中のかわいいところ!!こればっかりは説明不可です!聞いてみてください!ダメダメ、待って待ってのとこずるっ!!私もかわいいところほしい!!あんな風に書きたい!!
冒頭で喰らったパワーパンチが必ずサビ前に毎回飛んできて毎回痺れます。で!ラスサビ前がなにより最高。出だしと同じ拍の中に『怖くたって唸るぜ』って駆け足でキュってなってます。
パワフルな歌い方で怖くてが足されてるんです。パワフルに怖くて!最後の最後に怖いって言うんです。いよいよになって怖くなります。もう後戻りできない。それでも変わらずマックスパワフルにいきます。君との恋へ。良すぎる。正解過ぎる。尊い…。
声や歌い方、パワフルさやかわいさ、他の人にはない自分に宿った個性をこれでもかとコントロールしながら、言語や音やリズムに対して高い感度と感性を発揮して爆発する。アーティスト!!
これ小説には音がないからできないんですよね。同じ『だって』なのに、同じ文面なのに、歌い方で違った意味に感じさせる。これはできない。声色に出るパワフルさ、かわいさ。リズム、楽器の密度による涼しさや熱。これらを小説は持たないです。
でもできるはずです。ですよね?文字にもきっと宿るはずです。同じ文面だろうと、少ない文字数だろうと、できるはずです。というかできるかどうかなんて知らないです。私はやろうと思います。だってそんな風に書きたいからです。
みなさんも時間がある時にぜひアイナジエンドの革命道中聞いてみてください。『だって』が登場する度にどう聞こえるか?楽器の音、リズム、言語の関係からくる表現、夢中の恋の眩い尊さ、ぜひ体感してみてください。
それから今後のぽんぽん丸ジエンドの文章革命道中もぜひお楽しみにお待ちください。私はみなさんに夢中になって、あんな風に書きます。30代男性だからちょっとキツめですがよろしくお願いします!