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俺が死のうとすると必ず異世界に来ている:用語メモ

イシスの鐘時計:
一。労働の開始。
3間
二。最初の休息。
1間
三。労働の再開。夏時間では休息。
4間
四。正午の休息。
1間
五。午後の労働の開始。
4間
六。終業。冬の日の入り。夏時間では休息。
1間
七。夜。夏時間では労働の再開。闇市の始まり。
4間
八。就寝。夏の日の入り。夏時間では終業。闇市の終わり。
睡眠12間

昼活動合計13
夜17

30分率(×2・60)がつかえる。

夏の時期は三の労働を休息に替え、終業が八まで伸ばされて調整される。

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戦斧:
魔王の武器が戦斧だったことから不吉、あるいは神の目を除けるものとして扱われている。
伝承ではローディの剣が倒したことになっているが、本当は勇者が魔王の武器を奪いとどめを刺していた。
臓器売買の印。多くが闇市に出店している。

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キツネサイン:「犬の空吠」
イシス周辺に伝わるボディランゲージ。軽い否定あるいは拒否をしめす。異世界から伝わったとも言われている。
元は「今から俺はうそ(冗談)を言うぞ(だから聞き流してくれ)」という意味だったが、いつのまにか主副が反転し若者の間では相手の言葉を払拭する際に使われるようになった。
「その言葉は犬に食わせた」などの別解釈も存在するが、後付けである。
老年の魔術師などは元の意味で使うこともあるらしい。

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頷きと首を振る:
この世界では同意/非同意の意味はこちら(日本語圏)と共通。挨拶の頭垂れはせず。
アテだと目上の存在への敬服の意味でする。

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距離単位キーロル:
1キーロルは5キロメートル弱に相当する。
ケイの魔術効果範囲が半径100キーロル≒499.99キロメートル。
ケイは略してキロというがやめた方がいいと思う。

ヘクロルという5メートルに相当する単位もある。ややこしい。

大陸およそ1000万平方キロメートル≒200万キーロル。ヨーロッパくらい。
イシス国はおよそ46万キーロル≒230万平方キロメートル。全盛期は倍あった。
ほとんどは農村地で、中心の市街地は200平方キーロル。ケイの効果範囲がすっぽり入る。

人口は意外に少ないのかもしれない。

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眼鏡:
この世界の眼鏡は魔術の抑制効果がある。
他人の記憶粒子に敏感で困っている人達がかけている。

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世界:
地上や宇宙そのものを単に現す言葉。

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魔王:
主人公が来た時には死後90年が経過。
魔物が生き残ってたのは20年前なので、根絶までおよそ70年かかった計算。

世界を呪いながら死んだ魔王は世界中に瘴気を残した。
毒性の瘴気は地に染みわたり、野菜が育たないし、家畜を育てるのにもとても困る。
各国の魔術師と僧侶によって瘴気の研究が続いているのだが、まだ完全な浄化には至っていない。
イシスなど一部地域は魔王が死ぬ前に結界を張っていたため汚染を免れている。

呪いの発生源である亡骸は浮遊能力を失った城郭と共に海の底へ沈んでいる。
「魔王の亡骸をサルベージして解呪し、また故郷の魔界へ帰還させるべきでは」
と魔術協会の一部が言っているけど、なぜかまだ実行を渋っている。
歴史書には残っていないが、死ぬ直前は五感を失っていた。

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瘴気:
瘴「気」という名だが、比重が重いのでよほどのことがないと空中には上がらない。
魔王死後から90年たった今も土中に瘴気層が堆積。植物がそれを吸い上げてしまう。
致死量はDDTよりちょっと高いくらい。なにせ範囲がヤバイ(ほぼ全世界)

水にも少量溶け込むが、土ほどではないし魚は元気。
世界には瘴気を抑制する『神の祝福』(微生物)が存在するのではないかという説がある。そちらも目下研究中。

魔術を使うと消費される。
イシスでは魔術による浄水場が各所に設営されている。
イシスの生活用水は瘴気含有が安全圏に入るよう管理されている。
節水も兼ねて、経口で一日2リットル以上の摂取をしないよう呼びかけられている。農業用水は別。

瘴気の抽出液=「瘴気水」というヤバイ試薬を作っている国があるとか。

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魔物:
倒すと溶けて空気中へ分解される。だいたいは頭が弱点。
人をたくさん食べる。食べなくても長い時間生きていられる種族も居る。生命力が強い。
『首を縛っても五年』はそこから。

『魔力吸い』の珍種も居る。

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動物が貴重品:
瘴気汚染のために餌になる有機物が減り牧場は縮小、家畜は言うまでもなく、野生動物はかなり珍しい。
絶滅種指定基準は40年の目撃情報なしなのでこちらよりも短い。

中には生き残っている野生もいる。瘴気耐性があるのかも。

水棲生物は特に耐性が強く、ちょっと面白い形になったり凶暴になるだけで適切な処置をすれば食べてもただちに人体に影響はない。
(水棲生物そのものが魔族を祖としているのでは? という説も)
だが瘴気が体内で堆積している可能性はある。
そうした心配があってか、イシスでは野生動物の狩猟は禁止、魚食もあまり盛んではない。
他の国ではモリモリ食っている所もけっこうある。漁業大国のカナロとか。

別の説では、90年前の時点でほとんどの畜産がすでに魔物との混血になっていて、魔王の消滅時に発せられた「自壊信号」で魔物と一緒に殺されたとも。

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テレパシー:心を読む/読心/思想を読む/念/念話
すこし魔術の心得があれば使えるお手軽魔術。
イシスではかなり発達していて暴力的ですらある。
相手の心を読む場合も表層から深層まで段階がある。
『念話』は相手に送り込む場合。『強制念話』によって魔術の心得がない相手にも遠くから声が届けられる。
視覚的イメージを送りこんだりもできる。

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残滓:
幽霊のようなもの。
人の思想が空中に留まることを言う。感情の強さに比例する。
亡くなる時に強く残ることが多い。
専門に読める人でないと気付きにくいが、気付かない方が危険だったり。
強すぎる残滓は人の心に入り込み、その人を操るのだというオカルティックな論文が存在する。

査問官が占術系の血筋のため読めるし気付く。強いと意識障害。
ケイはあんまり読めないが、気付ける。なるべく避けているが父の研究室は別。
主人公は読めないし気付かないが、無意識で受け取ることができる。危険。

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魔王の亡骸:影/魔王の残滓
姿は無性別の人間のこども。白髪。
青い光を放つ液体を出す。深海から来て深海へ沈んだ。
サルベージするとさらなる災いが起きそう。主人公が夢で受信する。

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魔界:
海の底にある深い谷から行ける。
大昔は地下帝国とされていたが、本当はどこか異世界に繋がっているらしい。あるとき魔物は海から陸へ上がり、魔王も次いで城郭と共に世界に現れた。
地道に侵略しつつあったけど、勇者が地道に倒し魔王の亡骸を封印し魔界へ帰したのでなんとなくどうにかなった。

魔界探索は東の国の魔術師たちの間で盛んだが、研究を出し惜しみしがちであまり情報が届かないのが難点。
実は魔王の亡骸は故郷へ帰っていないのではというのが、最近のうわさ。

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魔術:
世界を曲げようとする意志。

それぞれに流派があり、起源は神あるいは悪魔への信仰を使った巫覡能力であり宗教魔術である。
近年は若者の信仰心が低下し、各地で宗教と血筋の隔絶が起こる。信仰を廃したものを現代魔術と呼びならわすことも。

現在は攻撃魔法が退化し、逆に通信や治療などの補助魔法が進化を続けている。が、過渡期を越え衰退に向かいつつある。

魔王が討伐された直後、平和を願った魔術師たちが物騒な魔術を一斉に封印したと伝えられているが、
法整備によって攻撃魔法を免許制にする国が増えたため、後継者が縮小したとする説が濃厚。
今は狩猟目的等で使われている。隕石を落とすような派手な術を使うと各地の魔術協会が厳重注意に来る。

交配によって魔術師(=昔の巫覡)の血が薄れてきており、絶えていく技術だとも。

魔力(=霊力?)は修行によって高まったりはしない、というか、誰にでも使える普遍的な修行方法がない。
かなりの系統の修行方法が魔王によって焼かれているのもあるし、別系統の魔術師同士で交配して産まれた子供が全然違う適正だったりするし、90年かけて研究されているが、みんな難儀している。
自分にあう修行を調べる血液検査もある。確率は七割。

大老の魔術師が身内に居たらかなりレベルアップできる。

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ドラゴン:
絶滅種。言葉を話す。

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異世界人:
この世界ではないどこかから来た人の総称。
「来訪者」とか「訪問者」とか「外の者」とか言うこともあるが、明確には決まっていない。
ヤーム→来訪者多め
イシス、アテ→転生者多め、老いてくると勇者とも
カナロ→外の者と訪問者多め

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歴史上の勇者:
魔王を倒しこの世界を救った転生者。第一母音が四つ連なる。
ちょっと虚言癖がある。
一年間ゲーム感覚で救っていたんだけど、魔王戦直前で現実を知ってしまう。
仲間に励まされながら最期は相討ちで死にました。

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