きのうの夜ごはんはおでんでございました。
おでん。
皆様のお好きなおでん種は何でしょうか。
私はもう小さい頃からコンニャク一択でございまして、ただひたすらコンニャクばかり食べております。
コンニャク最高!
おでんを作る時には練り物を入れないと味にコクが出ないので平天やらごぼう天やら一応入れるんですけど、そこに対する食へのモチベーションは低くて、「入れたからには食べるけども」ぐらいの感覚なんですよね……。
ついでに言うとおでんの時の玉子もそこまで得意ではない(黄身が固くなるので喉が渇くのです)。
あ、でも実家のおでんに入ってる牛スジは好きだったかも。
うちのは串に刺したりしないでごろっと大き目にカットしたものがそのまま入ってたんですが、とろとろ&ほろほろになっててすんごい食べやすかったんですよね……!
そろそろ食卓も冬モードになってきて、季節が変わって来たなぁと実感します……!
そんなこんなで大変遅くなりまして申し訳ない限りです、頂戴していたレビューコメントへのお礼を述べさせていただきます!
☆小野塚様
https://kakuyomu.jp/users/tmum28『美味しそうなお菓子を差し入れされたら。
あなたは、どうしますか。
それが有名人だったら。でも個人的には
殆ど素性を知らない人だったら。
…そんな理由から、食べなければ後々
自分が不利益な状況に陥るかも知れない。
第一、相手の目の前で拒絶出来る程の
度胸や狡智は持ち合わせていない。
この善良な者を打ちのめす状況。
この圧力は半端ないだろうけれど、一体
何処から来るのだろうか。相手は高々
一人。しかしながら、影響力は凄い。
何処かで見た事があるような…光景。
そして自分が強い意志で拒絶出来るかと
言えば
自信がない。
でも、それで死ぬかも知れないよ?
死んでしまったらもう二度と美味しい
お菓子は食べられないんだから』
こちらの作品、小野塚様の自主企画『お盆御彼岸怪談会』に参加させていただいたものでして、「いつの投稿だよ!」と言われてしまいそうです……。
御礼が師走になりまして大変失礼致しました……!
『差入受難』という作品は、私が今年9月に開催された文学フリマ大阪に出店した際の雰囲気というか、肌感覚からイメージして作ったものですが、いわゆる人気作家と呼ばれる方も多数出店されていたことに驚いたんですよね。
商業でもご活躍されている方もこういう同人誌即売会的なイベントに出店されるんだなぁと率直に感じたのです。
コミケだったりコミティアだったりJ庭だったり、そういうイベントにプロ作家さんが出されていることは存じていたのですが、小説界隈もそうなのかと。
自分で本を作った時、表紙の紙やフォント、構成など、あらゆるものを自分ひとりですべてを考えて0から100まで作ることが出来るってなんて楽しいんだと思ったものですが、同人誌でないと出来ないことがきっと色々あるんだろうなと思いましたし、自分の書いたものを求めに来てくれる方と直接触れ合える機会というのは商業でされている方ほどなかなかないものなのかもしれないと想像すると、皆さん
それぞれに参加することに対して意味や目的をお持ちなのだろうと感じましたが、先月の文学フリマ東京終わり、X上では「プロがアマのイベントに出店することの是非」みたいな議論が交わされていた時期があったんですよね。
プロは知名度があるのにズルい、みたいな話です。
同人の世界にも有名な作家さんはいらっしゃるでしょうし、プロという看板だけでアホ程売れるということもないと思うので、個人的には「参加したい人が参加すれば良いのでは」という、それ以上もそれ以下もない感じなのですが、こういう話って別に文フリに限らないんだろうなぁと思います。
プロ作家とアマ作家の線引きって何なんだろうなぁと思います。
●出版社から本を出して、書店に流通させたらプロ作家なのか?
⇒その人が個人で出版社を立ち上げて、取次と契約して本が書店に並んだらプロと名乗ってもいいとするなら、お金さえ払えばだれでも出来ます。
日本図書コード管理センターに申請してISBNコードを取得、書籍JANを本の後ろに載せれば流通させられます。ちなみにAmazonは書店という扱いになるので、Amazonでショップを開けば書店で本を売っているのと同じになるんですよね。
●賞を受賞すればプロ作家なのか?
⇒賞をとらなくても出版してる方、いらっしゃいます。
●自分の名前(ペンネーム含む)の本が出版されればプロ作家なのか?
⇒ゴーストでライターとして本を出している方はどう考えれば良いのでしょうか。
ゴーストだったとしても契約時の取り決めで印税の何%かは入ってくるでしょうし、名前がなくとも文章を手掛けたのはそのライターの方なので書いていない訳ではない……。
文学フリマの現場を見たからか、考えれば考えるほど線引きが分からんなぁという思いは強くなった気がします。
とはいえ、勿論文フリの現場には『差入受難』のサマンサさんのような圧ツヨツヨな人は基本私は遭遇しておらず、知り合った方やブースでやりとりさせていただいた方は皆さん書くことが大好きで、何か伝えたい気持ちをお持ちの方ばかりでした。
世の中、色々な人がいらっしゃいますが、『書く』ということに対しては真摯でありたいものだなと改めて感じております……!
小野塚様といえばホラーなお話をたくさん公開されているのですが、先月末の近況ノートに『カクコンとAIの功罪』というタイトルのものがありまして。
カクヨムコン11が始まるにあたっての小野塚様の言葉が記されているのですが、私自身、前回のカクヨムコンが初参加だったこともあり、「こんなに新しい作品がどんどん投稿されるのか」と目の前のお祭りというか騒乱状態に呆気にとられていたのを思い出しました。
先月中旬にはAIを使用した作品についても使用状況に応じて指定のタグをつけるようお知らせが来ていましたが、こういう自己申告制のタグってどこまで正直に付けるのか、性悪説で生きてる私なんかは割と疑問に思ってたりします。
つい最近、とある漫画の公募賞でAIが描いたものじゃないかと疑惑が噴出していたり、俳句の公募がAI作成のものと区別がつけられないから中止にする……みたいな話があったりして、公募とAIの在り方についてきちんと結論が出されないまま時間だけが過ぎているので、主催側が想定していなかった使われ方がどんどんされているような気がします。
あ、私は別にAIで小説を作るとか、AIにアドバイスを求めるとか、それ自体を否定するものではありません。ただ、自分はそれをしないだけです。だってAIばっかりディープラーニングしていくの、ズルいじゃないですか(笑)。
私も自力で考えたり調べたりすることで脳内アップデートしたいんスよ……!
AI使用の自己申告というより、ヒトの力で創造したものであることをどう証明するか。二十四時間定点カメラで作業している映像を撮って提出する訳にもいかないので、難しいですよね……。
いずれにせよ、書きたい世界を使いたい言葉で綴っていきたいものです!
改めて小野塚さま、この度はレビューコメントをありがとうございました!