ただいま角川つばさ文庫小説賞向けの原稿につまり中。
設定、人物造形、シリーズ化を意識した型、ターゲット層とその保護者が安心して読める内容と文体。編集インタビューなどを読み込んでこの辺りはクリアしたつもりなのですが、肝心な溝がどうしても埋まらない。
それはずばり、自分の作風と編集が求めるであろう作風とのずれ。
「落研ファイブっ」以降の自分が書いているのは、「ヤングアダルト(YA)」小説に分類されるのではなかろうかと今さら自覚。
そしてYA小説がネット界隈で求められているかと言えばさにあらず。角川つばさ、そして競合他社の10代向け小説ラインナップを見ても、YA小説とは明確に毛色が違う。だが世界的な潮流を見れば、確かにYA小説は盛り上がりを見せている。
そんなギャップに筆が止まって眠れもしない今現在……。
以上、ただのボヤキと言う名の思考整理でした。