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本日から新作始めましたm(__)m(話数は全15話ほどの短編になります)


こんにちは!せんみつです。

いつも読んでいただきありがとうございますm(__)m
さて題名の通り、新作公開させていただいております。

改めて作品への想いについて下記文章にさせていただきます。

まずこの物語を書こうと思ったのは、
ただひとつの「もしも」からでした…

――もし、物語に“選ばれなかったヒロイン”がいたとしたら??(こんなゲーム無いと思いますが笑)

乙女ゲームの世界。
ヒロインは愛され、悪役令嬢は断罪され、王子様は必ず誰かを幸せにする。
でも、物語の外側には、声を持たない“誰か”がいるかもしれない。
台本に名前を書かれなかった少女。
ルートから外され、エンドロールにさえ辿り着けなかったキャラクター。

その子に、名前を。
その子に、物語を。
その子に――生きる意味をあげたい。

書く前はそんなアイディアが始まりでした。
私の作品はメタ要素ありな作品が多いように感じますが…



主人公のセシリアは「令嬢」であり、そして「書き手」でもあります。
自分が作ったゲーム世界に転生した彼女は、
**“全部知っているはずの世界”で、“知らない涙”**に出会うことになります。

それは、
選ばれなかったヒロイン・エリスの想い。

誰も覚えていない彼女の感情は、
プレイヤーが進めるルートの片隅に、ノイズのように残っていた。
セシリアはその声を拾い上げ、やがて物語を――**Rewrite(書き換え)**します。



この作品は、
「悪役令嬢もの」「乙女ゲーム転生もの」の形を借りた、物語救済の物語です。

✅ 予定調和の恋愛ルートに飽きた方
✅ 選ばれないキャラクターに心を寄せてしまう方
✅ メタ構造・物語の裏側が好きな方

そんなあなたに、きっと届くと思っています。



「愛してるは、物語の外で。」
これは、語彙力皆無の私ですが、良い言葉になったかな…と感じている言葉で自分では気に入らせていただいております。

この世界の誰かが笑うために、
物語に名前を書かれなかった誰かが生きるために、
そして読んでくださるあなたが、
最後にそっと胸を温めてくれることを願っています。



読んでくださる皆さんが、
この作品を閉じたあとに、少しでも「生きている誰か」を感じられますように。
それが、作者としての私の願いです。


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