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呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

  • エッセイ・ノンフィクション
  • 恋愛
mikiske_n
29作品

短編・短編集の置き場

基本的に下に行くほど新しい作品です。
個人企画で書いた短編や、KACに参加した短編も含まれています。

オススメ
1・少年と僕、猫と僕、僕とおじさん
2・別れたいと妻が言わない理由
3・明智光秀は、ホトトギスだったのかもしれません　～本能の寺は変でした～
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作者のおすすめ順
#1

実のない果実／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

短い童話を何話か。
  • 残酷描写有り
私は間違っていました。
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#2

別れたいと妻が言わない理由／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

我が家には代々ドラゴンがいる。ドラゴンは守り神のように、何百年と我が家を守ってきた。 私にとっては、祖父のようであり、父のようであり、兄のようであり、弟のようでもある、決して切れ…
  • ★17
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 2,047文字
  • 更新
妻は、ドラゴンに恋をしている
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
最後にほっこりです(^o^)
野林緑里
#3

お嬢様として生まれたリリィは自由奔放でいたかったけれど、十歳になり立派なレディを志します！／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　唯一、私の遊びを否定をしなかった執事のリチャードでさえ、近頃は『そろそろ年頃になるのだから』と思っているんじゃないかしら。そんな視線をヒシヒシと感じる。 　十歳になって、自由…
あるお嬢様の成長譚
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
女の子が女性になる瞬間。
美澄 そら
#4

産まれたときから見てきたお嬢様が初恋をしたようです。執事の私はお嬢様付きのメイド三人組を巻き込んで、お嬢様の幸せを見守っていきます。／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

「リチャード！　リチャード！」 　七十歳の足音が聞こえ始める耳に、お嬢様の叫び声が飛び込んできた。何事かと心臓が飛び跳ね、慌てて振り向く。 　お嬢様は華の十七歳。遠くから聞こえた…
お嬢様の初恋を見守るタイプの異世界恋愛小説
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
あたたかい、あなたのまなざし。
美澄 そら
#5

先輩、私とお笑いをしませんか？／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

「先輩、私とお笑いをしませんか？」 卒業式が終わって声をかけられたら、まさかの勧誘だった。 大学を出たら、どこかの企業に就職できればいいと思っていたのに、まさかの芸人道へ？！…
  • ★12
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 3,430文字
  • 更新
卒業式が終わって声をかけられたら、まさかの勧誘だった？！
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#6

祖父と孫／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

「たっくんお誕生日おめでとう」 「ママ」 　今日は息子、拓耶《タクヤ》の8歳の誕生日。まだ眠い目をこすって、お気に入りのクマさんのぬいぐるみを引きずるようにリビングに連れてくる。…
孫の誕生日に起こる、ちょっと不思議な話
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#7

やきとり／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

「おかしいですね」 「ああ、おかしいよ」 「あなたがです」 「俺が？」 「ここは黄泉の国です。ここにくる皆様は、生前の記憶を忘れてやってくるのに」 ※コメディかのようなシュー…
覚えていることに意味はありません
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#8

ヒーローに恋をしちゃいけない／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

ただ、ひとつ、楽しみなこともある。 　それは、剣士の名家の長男が十八歳になると、護衛として来ること。その長男は我が家の後継者に、一生仕えることになる。 　私はここの後継者…
  • ★3
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 1,245文字
  • 更新
報われない恋を楽しみにする姫の話
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#9

猫の手にも及ばなかった者／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　これは、とある世界の宿屋での話。 　綺《アヤ》という宿屋の亭主に拾われ、かれこれ十年経つひとりの青年がいる。 　仕事を手伝い始めたころは、文字がまともに書けなかった。人見知…
これは、とある世界の宿屋での話。
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#10

出会いと別れと悪魔と天使／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

頭の中で悪魔と天使が囁く。 ああああ……私が大事なのは、どっちだろう？ 『アタシの言う方がアンタもいいだろ？』 『私の言う方があなたはいいわよね？』 私は……決めた！
私が大事なのは、どっちだろう？
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#11

真夜中の告白／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　生家がなくなり、九年が経った。はやいなと、凪裟《ナギサ》は思う。 　二十歳になった。本来なら、もう結婚をして子どももいただろうかと、あったであろう未来を想像する。 　だけど、…
  • ★3
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 2,998文字
  • 更新
こうして、長い長い一ヶ月は始まる。
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#12

まだふたりが『恋』と気づいていないときの物語／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

「見ても、きっと……わからない……よ？」 「たぶん、ですけど……わかりますよ」 ※「女神回収プログラム」https://kakuyomu.jp/works/117735405…
  • ★6
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 1,486文字
  • 更新
ふたりだけの秘密を共有する
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#13

この恋は、誰にも言えそうにない／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　半年経ち、私は片想いをしていると気づく。 　友達との話題で恋話になったときのこと。 「誰か好きな人がいるの？」 　と聞かれ、あの男子が浮かんだ。 　でも、顔しか知らない。そ…
  • ★9
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 4,619文字
  • 更新
通学の車内で始まるボーイミーツガール！
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#14

明智光秀は、ホトトギスだったのかもしれません　～本能の寺は変でした～／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　昔々あるところに、織田信長という天下を目指した男がおりました。 　ですが、この男。天下統一まであと一歩というところで、家臣に裏切られ、命を落とします。 　ただし、遺体は見つから…
  • 残酷描写有り
前半ギャグ風味でコミカルに後半シリアス仕立＆ふんわりＢＬ香る短編小説！
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#15

少年と僕、猫と僕、僕とおじさん／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　夢だったのかもしれない。 　少年は、ランドセルを背負うようになってから何となくそんな風に振り返る。 　けれど──。 　あのときの男の手の強さ、汗、妙なこわばりを、少年は忘れ…
  • 残酷描写有り
『生きる』って、『よかった』なの？
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
幽体離脱して景色を眺めているような半現実感に足場を失う世界です。
友未 哲俊
#16

父と息子の内緒の話／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

「読書感想文って聞くだけでも俺は憂鬱なのにさ、休みの日にわざわざ本を読むなんて……ホント物好きだよね……」 　確かに自分も義務教育のころはそうだったかもなと、懐かしい記憶の扉を…
『母さんには内緒な』と釘を刺し、昔話を開始する。
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
父さんの語る恋バナは・・・
音無 雪
#17

ふわふわ／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　どうして私は、大きなぬいぐるみを抱えて電車に乗っていたのだろう。
  • ★32
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 777文字
  • 更新
「水族館が好きなの？　じゃあ、今度一緒に行こうよ」
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
か、かわいい…
夏生　夕
#18

ぐちゃぐちゃ×3／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　まさにぐちゃぐちゃ。
「ダメだ！」
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#19

深夜の散歩はどこまで行く？／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　はやく帰って、はやく寝たい私に、 「もう少し」 　と、宣幸は言う。 　楽しそうに歩く宣幸に渋々ついて行きながら、もう何年になるだろうと思う。 　付き合って一年で同棲に踏み切…
  • ★12
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 1,633文字
  • 更新
どうして私は、この人と別れないんだろう
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#20

そして、私は／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　だからだろう。 「こいつ、泣かねぇなぁ」 　屈強な男たちに囲まれて、私が泣かなかったのは。 「おい、俺たちが怖くねぇのか？」 ※KAC20235『筋肉』で執筆した作品です。 …
これは私がまだ恐れられる前の、懐かしい昔話。
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
もう戻れない、深みへ漕ぎ出す前の甘く苦い思い出
武江成緒
#21

彼だから許せたこと、願ったこと／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

きれいな顔立ちをしているなと思っていたら、あっという間にイケメンになっていた。息子のような存在だが、この店の亭主とは体つきも顔立ちもまるっきり似ていない。 「おう」 「ちょっと、…
そういえば、一切言ったことがなかったな
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#22

今日一日だけ／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　会社と言えば、きちんと働かないと行けない場所で。学生から社会人になるときは、とても緊張していた。 　その緊張を一瞬で溶かしてくれたのが、猫乃《ねこの》真白《ましろ》先輩。名前の…
かわいらしい先輩が変貌するラブコメです
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#23

待ちきれない／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　長かった。いや、時間にすれば一年なんて、あっという間に聞こえもする。 「ようやく帰れる……」 ※尾岡れきさんの自主企画「大人のためのカクヨム甲子園2024非公式」第１回目「…
ある意味、二回目の青春物語です。主人公ガンバレ！
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
新しい生活に向けてドキドキできたら、これはもうアオハル
尾岡れき@猫部
#24

満ちて欠けて、欠けて満ちて／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　近頃、夢を見る。 　繰り返し、繰り返し、少しずつ進んでいく夢を。 　コマ送りのように一コマ減り、その分の一コマが進んで行く──そんな風に思い出しながら、僕は朝の支度を済ませた…
よくある話で、悲劇でもなんでもない。ありふれた話だ。
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#25

ひなまつりは誰のもの？／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

「私、もう十四歳なんだけど。いつまで飾るのかしら、これ」 「そういうのは、叔《ヨシ》さんに直接言えよ」 　プウっと膨らます頬に、彼は笑って楽しそうに続けた。 「それだけ、大事にさ…
  • ★6
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 2,000文字
  • 更新
「あのとき、『飾るのやめよう』なんて、言わなくてよかった」
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#26

遠い国の憧れの人／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　彼の存在は、遠い存在だった。 　知ったのは二年前。彼はたった十四歳で剣士の頂点に立った。 　彼の住む国は、遠い世界だった。 　物心ついたころには内戦の話題ばかりが耳に入ってき…
言霊は真実になると信じている
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#27

花の妖精／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

「これから、何を描き足すおつもりですか？」 　一瞬目を丸くした姫は、恥ずかしそうに笑った。 「そこまで沙稀《イサキ》はわかるのね」 「そういう構図でしたから」 　姫が歩き出し、護…
  • ★12
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 900文字
  • 更新
姫と護衛の、ふたりだけの秘密な話
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#28

これで、9回目／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　あの夢を見たのは、これで9回目だった。数えるのをやめよう、やめようと思っていても、なぜか数えてしまう夢。 　何となく、感じているのだ。 　10回目のときは──と。 『KA…
私は罪人だ
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）
#29

また、必ず／
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

　今日から傭兵となり、剣士の稽古場へ来て大勢の者の名を聞いた。『だから』だと言い訳をするくらいの方が、かわいげがあるのかもしれない。 『今から相方だ』 　わざわざそう紹介を受けた…
だからこそ、誰よりも最前線を走り続けた
呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）