『アッシュと11人の家族』今週は、
303 ダブルスゲーム②
304 ダブルスゲーム③
305 崩壊
306 それが、生きるということ
307 ピンチに次ぐピンチ
308 ハイジの究極奥義①
309 ハイジの究極奥義②
上記の通り投稿しております。
ついにアッシュ・ハイジvsアイザック・パルメの最終決戦がはじまってます!
今までにもアッシュとハイジは共闘してたんですけど、全部吐き出して、完全に吹っ切れて、全力を出すバトルはやっぱりひとしお。もう作者は感極まりまくりで、アッシュとハイジの信頼関係に胸熱いっす。
これ書いたの一年近く前なんですけど、今読んでも興奮して「もう寝なきゃ〜」って思いながらつい夜更かししてしまうくらいです。
自作品、好き過ぎて寝不足!!笑
それはさておき。今回は『物語はどこから生まれるか』についてゆるく語っていきたいと思います。
これ結構難しい話題で、改めて問われるとわからないです。なんていうか、言葉で説明しづらいもので。
まず設定とかプロットを練っている時は、おそらく「経験」から生まれてると思うんですよ。作者自身が体験してきた記憶や知識、今まで見た映画やドラマや漫画、ゲームなどのありとあらゆる切れ端を継ぎ接ぎして、縫い合わせて、自分用にカスタマイズした新しい物語を作る。
少なくとも私はそういう感覚を持っています。
これは大学教授が「現存する物語はすべてなにかしらの二次創作である」と話していたことが印象に残っているからでしょう。
たとえば戦隊もの。これは大まかにいえば『桃太郎』に見られる勧善懲悪ものですよね。恋愛ものなら『源氏物語』や『竹取物語』など、脈々と語り継がれてきた物語が現代作品のベースになっているわけです。
今でこそテンプレものが流行っていますが、もともとみんなテンプレなんだぞってことですね。
『水戸黄門』しかり『アンパンマン』しかり、鉄板ネタというのは何度でも浴びたくなるものです。
で、設定とプロットを練ったら執筆していくわけですが……ここからが私が言語化が難しいと思う領域です。
その表現、その発想、どこから出てきたん?って私も不思議な時があります。
ある意味、登場人物になりきってる。憑依してる、のかもしれません。
アッシュ視点で書いてる時はまるで頭になかった音やにおいの描写が、ハイジ視点になったとたん(書こうと意識してたわけでもないのに)スルッと出てくる。
前に書いた登場人物の言動が、のちのシーンで繋がり「そういうことか!」と自分でも興奮する。
こういうことが度々あるからです。
もちろん全シーンがそうではありません。
プロットがある以上、それに向かって舵取りしてますし、理詰めで整合性を持たせることも大事で、狙ってやってることもたくさんあります。
でもそれだけじゃないんです、絶対。
それだけはわかる。
宮崎駿監督の密着取材番組で監督が「頭の中のよくわからん部分を開く」と仰っていましたが、そういうものなのかもしれません。
だから、物語はどこから生まれるか?の答えは、頭の中のよくわからん部分、かもしれないですね(笑)
では今回はここまで。長々とおつき合い頂きありがとうございます!
次回の近況ノート更新は《7月19日》です。
それでは良い週末を。