僕の書く異世界転生物は基本的にスローライフものに該当すると思います。戦闘のシーンや残虐な描写があったりしますが、基本的に主人公はのんびりと平和に生きたいと思っています。
現在投稿の作品の裏で、異世界転生スローライフものを懲りもせず書いています。完全一人称視点。人の見ている光景は脳のというフィルターによって捻じ曲げられていて、それにより思いもよらない事件になる事があるというものを描いていくつもりです。
例えば「馬鹿野郎」という言葉は、恫喝、叱責などマイナスの言葉ですが、ごく少数な例ですが「心配かけやがって」という愛情の言葉として使われる事もあります。それを主人公の受け取りと実際に分ける事で物語を読者をミスリードしたり、逆に主人公の鈍感さにイライラさせたりと、読者の感情の揺さぶりを作れると思っています。
仮タイトルは2回変遷しました。
最初のタイトルは「勇者の幼馴染」。勇者の始まりの村の幼馴染として転生した主人公が、村から追い出され、勇者が勇者らしく生きるところを遠目に眺めながらスローライフをするという話で書いていきました。勇者はいい奴設定だったため、主人公と関わらなってしまったためめ筆を止めました。
次のタイトルは「異世界フランチャイズ」。最初と初期設定と同じ、素朴なパンを作る店で働きながら総菜パンや菓子パンなどを作っていき、どんどんチェーン展開していってという話を書き続けました。筆が乗り30話ぐらいまで書きましたがやめました。技術的な部分を書いている部分に大きな誤りがあり、それを修正していった結果1話の文字数を2000~3000文字にするという事が守れなくなり、それを修正するより1から書いていく方が楽だと思ったからです。
そして現在の仮タイトルは「異世界の麦と水」です。勇者の幼馴染という設定は同じですが、初期舞台が大きく変わりました。前2作では主人公は始まりの村から追放される所から始まりましたが、追放シーンを省いて辺境都市に最初からいることに変えました。
始まりの村である辺境にやって来る行商人との掛け合いや、両親の墓参りをするため追放された村に戻る所など、良シーンだなと思える所を挿入したい所なのですが、舞台が違うと難しいようです。
パン屋の屋根裏部屋で居候をしながら麦と水に由来する話が多く出ます。
舞台は15世紀北欧風、剣と魔法の世界ですがあまり描写がありません。4月1日から投稿開始出来れば良いなと思っています。